三輪そうめん
 かみすぎ
”神杉”
そうめん発祥の地
寒製手延べ

原材料:小麦粉・食塩・食油



そうめん・・かど干し

寒空に干しあげたそうめんは細く長くしかもしなやかで長年鍛えた先人達の労苦を偲ばせる。

その地で育った小麦の粉に僅かな塩と食油をほんのちょっぴり、だからこそ小麦の本質が生かされ、高雅な風合いをもっているのかもしれない。清冽にしてなめらかなのど越しはその風土をあらわしているようでもある。幾多の試練を経た伝統食品はすべてその年輪の重みをずっしりと感ずる。

時は流れ世情は変わっても小麦粉と取り組む素麺師の気骨は頑として変らず、練り延ばす基本の姿勢は昔そのままである。冬、早朝より夜半近くまで寒さと時間との闘いは今もなお続く。ここに素麺の良さが秘められているようである。

そうめんを干して三輪山かくれたる ・・・ 豊水

にゅうめん

【そうめんのゆで方】

素麺一束(50g)におよそ1gの水を充分沸騰させてから、
@素麺をバラして入れ
A再び煮上がったら
B冷水に移し
Cよくすすぎザルにあげ
D充分冷えるまで水をそそぐ

なお、この操作は、細い素麺ほど短時間に手際よく行う。
ゆで時間の目安は約1分です。

【貯蔵法】

カビや虫の発生を防ぐため、湿気を避け、低温で乾燥する場所を選んで保存して下さい。