あるじ　の言いたい放題   2014


三輪山登拝3000回

　平成10年（1998年1月17日）からの記録によれば、平成10年22回　平成11年35回　平成12年72回　平成13年47回　平成14年20回　平成15年44回　平成16年48回　平成17年46回　平成18年224回 　平成19年278回　平成20年（2008年7月26日通算1000回）300回　平成21年342回　平成22年357回　平成23年（2011年6月16日通算2000回）356回　平成24年353回　平成25年359回 　平成26年（2014年5月23日通算3000回）になった。


排水管の40年

　床下を通り、庭を縦断している排水管、切断したら出てきたのが、この写真の杉の根、５ｍ以上あった。築40年、台杉も当初から庭木として植栽していたのだが。いつ頃から侵入したのか、 開けて吃驚とはこのこと。工事業者もこの長さは初めてだと言っていた。うーん、これで水の流れが良くなるのは有り難いが、台杉くんこれからどうなるのかな。ちと心配ではある。



正言講読解（明治2年〜明治8年・1869年〜1875年）

祈念祭御営　清三郎　庄兵衛　喜兵衛　惣右衛門　善太郎　弥治兵衛　幸助　新治郎　九右衛門　與市郎　惣四郎　與八郎　小四郎　弥七郎　庄助　明治弐年　巳正月十二日　粥柱　武助　倅清蔵


祈念祭御営　庄兵衛　喜兵衛　惣右衛門　善太郎　弥治兵衛　幸助　新治郎　九右衛門　與一郎　惣四郎　與八郎　小四郎　弥七郎　庄助　武助　明治三年庚午正月十二日　粥柱　清三郎


祈念祭御営　喜兵衛　惣右衛門　善太郎　弥治兵衛　幸助　新治郎　九右衛門　與市郎　惣四郎　與八郎　小四郎　弥七郎　庄助　武助　清三郎　粥柱　庄兵衛　明治四年　辛未正月十二日


祈念祭御営　宗右衛門　善太郎　弥治兵衛　幸助　新治郎　九右衛門　與市郎　惣四郎　與八郎　小四郎　庄助　武助　清三良　庄兵衛　粥柱　喜七郎　明治五年　壬申正月十二日


祈念祭御営　弥治兵衛　幸助　新治郎　九右衛門　與市郎　惣四郎　與八郎　小四郎　庄助　武助　清三郎　庄兵衛　喜七郎　惣右衛門　明松木是より無　粥柱　善太郎　倅　勝蔵　 明治六年　癸酉一月十二日


祈念祭御営　新次郎　九平次　與平次　惣四郎　與八郎　小四郎　庄次郎　武平　清三郎　庄平　喜七郎　惣平　善太郎　弥六　粥柱　幸平　倅　佐吉　明治七年　甲戌正月十二日


祈念祭御営　九平次　與平次　惣四郎　與八郎　小四郎　庄治郎　武平　清三郎　庄平　喜七郎　惣平　善太郎　弥六　幸平　粥柱　新次郎　 倅　楢吉　明治八年　乙亥正月十二日　


正言講中　乾利吉　嶋岡宗四郎　吉岡宇次郎　池田與八郎　池田小四郎　嶋岡弥蔵　増田庄次郎　味波武平　仲西清三郎　嶋岡庄平　杉本喜七郎　中口彦四郎　池田宗平　嶋岡善太郎　 嶋岡弥六　嶋岡猪六　北村清次郎　増田幸平　嶋岡弥平治　西口新次郎　明治八年亥四月十一日　頭人嶋岡九平治
（「正言講」名の始まり、「粥柱」も「頭人」と名称変更。春祭参加により正月12日から4月11日へと開催日も変更になった。今日まで継続中…）

江戸時代の「心経会」から、明治元年には「祈年祭」に参加するようになり、明治8年からは「正言講」となって、『御渡り』と呼ばれる春の神事に参加することになった。

　廃仏毀釈の影響は多大で、明治には仏教会から神事へと全く別の講に変身したと言える。



ハルカス

　観ハルカスに行って来た。スカイツリーの時と違って、馴染みの大阪ということもあり、東西南北全てが楽しめた。東には生駒山・二上山の奈良県境の山々。南には長居競技場。西は遠く 淡路島と明石海峡大橋、近くには天保山・ＷＴＣ・京セラドーム。そして北には大阪城・梅田の高層ビル群・足下の四天王寺・天王寺公園。ビルということもあり、広い展望階を一周すると 1500円は、安く感じる程だ。満開の桜を地上300ｍから俯瞰できたのも幸運だった。16階のハルカス美術館で東大寺展があり、平安末期平氏に焼かれた東大寺の復興に大勧進した重源像が 展示されていた。もう限界だと言わんばかりの苦渋の表情に、この勧進の凄さが滲み出ている。60階から満開の桜を重源に見せてあげたかった。勧進の一休みに。
　話変わってこのビル、16階に展望60階行きの直通エレベーターがある。２機。但し展望台入場券は16階ではなく、2階でしか買えない。残念だがエレベーターの質は、スカイツリーに 軍配有りだ。一度は、お楽しみあれ。


正言講読解（文久2年〜慶応4年・1862年〜1868年）

北村心経会之事　利右衛門　與八郎　九助　與市郎　甚三郎　小四郎　弥七郎　庄助　武兵衛　清五郎　喜兵衛　與三郎　善太郎　弥治兵衛　弥左衛門　猪兵衛　夘八　粥柱　小兵衛倅　 幸助　文久二壬　戌正月十二日


北村心経会之事　九祐　與八郎　與市郎　甚三郎　幸四郎　弥七郎　庄祐　武兵衛　清五郎　喜兵衛　与三郎　善太郎　弥治兵衛　猪兵衛　夘八　小兵衛　粥柱　利右衛門　文久三癸　亥正月十二日


北村心経会之事　與八郎　幸四郎　弥七郎　庄助　武助　清五郎　喜兵衛　惣右衛門　善太郎　弥治兵衛　猪兵衛　夘八　幸兵衛　利右衛門　嘉蔵　與市郎　粥柱　甚三郎　文久四年　甲子正月十二日


北村心経会之事　小四郎　弥七郎　庄助　武助　清五郎　喜兵衛　宗右衛門　善太郎　弥治兵衛　猪兵衛　夘八　小兵衛　利右衛門　嘉蔵　與市郎　甚三郎　　元治二年　乙丑正月十二日　 粥柱　與八郎


北村心経会之事　弥七郎　庄助　武助　清三郎　喜兵衛　宗右衛門　善太郎　弥治兵衛　猪兵衛　小兵衛　利右衛門　嘉蔵　與市郎　宗四郎　與八郎　粥柱　小四郎倅　喜代枩　慶應弐年　 丙寅正月十二日


北村心経会之事　庄助　武助　清三郎　彦兵衛　庄兵衛　喜兵衛　惣右衛門　善太郎　弥治兵衛　猪兵衛　幸兵衛　利右衛門　九右衛門　新次郎　與市郎　惣四郎　與八郎　小四郎　 慶應三年　丁夘正月十二日　粥柱　弥七郎


北村心経会之事　武助　清三郎　庄兵衛　喜兵衛　惣右衛門　善太郎　弥治兵衛　幸兵衛　利右衛門　九右衛門　新次郎　與市郎　惣四郎　與八郎　小四郎　弥七郎　慶應四年　 辰正月十二日　粥柱　庄助　倅　庄次郎
（最後の心経会）



正言講読解（安政2年〜万延2年・1855年〜1861年）

北村心経会之事　與三郎　善次郎　弥助　猪兵衛　弥市郎　又五郎　小兵衛　弥右衛門　九右衛門　甚三郎　小四郎　庄次郎　武兵衛　清五郎　彦兵衛　安政弐年乙夘正月十二日　粥柱　五兵衛


北村心経会之事　善次郎　弥次兵衛　弥助　猪兵衛　弥市郎　又五郎　小兵衛　弥右衛門　九右衛門　與市郎　甚三郎　小四郎　庄次郎　武兵衛　清五郎　彦兵衛　又兵衛　 粥柱與三郎　世倅元三郎　安政三年丙辰正月十二日　慶長拾六年初メより　安政三年迄弐百四十九年・・・・
（この年も巻子本が開かれ確認されたと思われる）


北村心経会之事　弥次兵衛　弥助　猪兵衛　又五郎　小兵衛　弥右衛門　九右衛門　与一郎　甚三郎　小四郎　庄次郎　武兵衛　清五郎　彦兵衛　五兵衛　与三郎　粥柱　善次郎　倅　 善太郎　安政四年　巳正月十二日


北村心経会之事　弥右衛門　猪兵衛　庄九郎　夘八　又五郎　小兵衛　弥右衛門　九右衛門　與市郎　甚三郎　小四郎　庄次郎　武兵衛　清五郎　彦兵衛　五兵衛　與三郎　善太郎　 粥柱　弥治兵衛　安政五年　午正月十二日


北村心経会之事　猪兵衛　夘八　幸兵衛　弥右衛門　九右衛門　與市郎　甚三郎　小四郎　庄治郎　武兵衛　清五郎　彦兵衛　五兵衛　與三郎　善太郎　弥治兵衛　粥柱　弥左衛門　 安政六年　未正月十二日


北村心経会之事　夘八　小兵衛　弥右衛門　九右衛門　彦三郎　甚三良　小四郎　庄治郎　武兵衛　清五郎　彦兵衛　喜兵衛　宗右衛門　善蔵　弥治兵衛　弥左衛門　粥柱　猪兵衛　 安政七年　申正月十二日


北村心経会之事　小兵衛　利右衛門　九助　彦三郎　甚三郎　小四郎　庄治郎　武兵衛　清五郎　喜兵衛　宗右衛門　善太郎　弥治兵衛　弥左衛門　猪兵衛　粥柱　夘八倅　辰之祐？　 万延弐年　辛酉正月十二日



正言講読解（弘化2年〜嘉永7年・1845年〜1854年）

北村心経会之事　又五郎　小兵衛　弥右衛門　九右衛門　善三郎　甚三郎　小四郎　庄次郎　武兵衛　清三郎　彦作　與三郎　善次郎　猪兵衛　庄七　粥柱　宇八　弘化弐年　乙巳正月十二日


北村心経会之事　小兵衛　弥右衛門　九右衛門　善三郎　甚三郎　小四郎　庄次郎　武兵衛　清三郎　彦作事五兵衛　與三郎　善次郎　猪兵衛　庄七　宇八　粥柱　又五郎　弘化三年　丙午正月十二日
（彦作事五兵衛、改名したのかもしれないが真実は不明）


北村心経会之事　弥右衛門　九右衛門　善三郎　甚三郎　小四郎　庄次郎　武兵衛　清三郎　五兵衛　與三郎　善次郎　猪兵衛　庄七　宇八　又五郎　粥柱　小兵衛　弘化四年　丁未正月十二日


北村心経会之事　九右衛門　善三郎　甚三郎　小四郎　弥五郎　庄次郎　武兵衛　清三郎　五兵衛　與三郎　善次郎　猪兵衛　弥市郎　宇八　又五郎　小兵衛　粥柱　弥右衛門　 弘化五年　戊申正月十二日


北村心経会之事　善三郎　甚三郎　小四郎　弥五郎　庄次郎　武兵衛　清三郎　五兵衛　與三郎　善次郎　猪兵衛　弥市郎　宇八　又五郎　小兵衛　弥右衛門　粥柱　 九右衛門倅　由枩　嘉永二巳酉年　正月十二日


北村心経会之事　甚三郎　小四郎　弥五郎　庄次郎　武兵衛　清三郎　五兵衛　與三郎　善次郎　猪兵衛　弥市郎　又五郎　小兵衛　弥右衛門　與七郎　粥柱　善三郎　倅奈良吉　 嘉永三年　かのへノ戌　正月十二日


北村心経会之事　弥五郎　庄次郎　武兵衛　清三郎　五兵衛　與三郎　善次郎　猪兵衛　弥市郎　又五郎　小兵衛　弥右衛門　與七郎　甚三郎　粥柱　小四郎倅　仁右衛門　嘉永四年　 かのと亥　正月十二日


北村心経会之事　武兵衛　清五郎　彦兵衛　五兵衛　與三郎　善次郎　猪兵衛　弥市郎　又五郎　小兵衛　弥右衛門　與七郎　甚三郎　小四郎　弥五郎　粥柱　　庄助倅　元三郎　 嘉永五年壬子正月十二日


北村心経会之事　清五郎　彦兵衛　五兵衛　與三郎　善次郎　伊兵衛　弥市郎　又五郎　小兵衛　弥右衛門　與七郎　甚三郎　小四郎　庄助　嘉永六年癸丑正月十二日　粥柱　武助


北村心経会之事　彦兵衛　五兵衛　與三郎　善次郎　弥助　猪兵衛　弥市郎　又五郎　小兵衛　弥右衛門　與七郎　甚三郎　小四郎　庄助　武助　粥柱　清五郎倅　百次郎　嘉永七甲寅年　正月十二日



正言講読解（天保2年〜天保15年・1831年〜1844年）

北村心経会之事　惣次郎　小四郎　弥五郎　庄次郎　彦七　久四郎　多七　茂八　彦四郎　惣右衛門　善蔵　弥三郎　庄七　九右衛門　善三郎　天保弐年　夘正月十二日　粥柱　彦二郎倅　与市郎


北村心経会之事　小四郎　弥五郎　嘉兵衛　庄次郎　彦七　作兵衛　清三郎　久四郎　太七　彦四郎　惣右衛門　善蔵　九右衛門　善三郎？　与市郎　天保三年　辰正月十二日　粥柱　惣次郎


北村心経会之事　嘉兵衛　庄次郎　彦七　作兵衛　清三郎　久四郎　惣右衛門　善蔵　九右衛門　善三郎　与市郎　惣次郎　粥柱　弥五郎　天保四癸年正月十二日


北村心経会之事　庄次郎　藤右衛門　清三郎　彦七　作兵衛　久四郎　惣右衛門　善蔵　九右衛門　善三郎　與市郎　惣次郎　弥五郎　粥柱　嘉兵衛　天保五甲午　正月十二日


北村心経会之事　藤右衛門　清三郎　彦七　作兵衛　久四郎　惣右衛門　善蔵　庄七　九右衛門　善三郎　与市郎　惣次郎　弥五郎　嘉兵衛　粥柱　庄次郎倅幾之介　天保六年　乙未正月十二日


北村心経会之事　彦七　作兵衛　久四郎　惣右衛門　善次郎　庄七　九右衛門　善三郎　与市郎　惣次郎　小四郎　弥五郎　嘉兵衛　庄次郎　藤右衛門　粥柱　清三郎　倅清五郎　 天保七年　申正月十二日


北村心経会之事　作兵衛　久四郎　宗右衛門　善次郎　弥市郎　庄七　九右衛門　善三郎　與市郎　宗次郎　小四郎　嘉兵衛　庄次郎　清三郎　カイハシラ　彦七　天保八年　酉正月十二日

『北村心経会之事　作兵衛　久四郎　宗右衛門　善次郎　弥市郎　庄七　九右衛門　善三郎　與市郎　宗次郎　小四郎　嘉兵衛　庄次郎　清三郎　粥柱　彦七　天保八年　酉正月十二日』


北村心経会之事　久四郎　惣右衛門　善次郎　弥市郎　庄七　九右衛門　善三郎　與市郎　惣次郎　小四郎　庄次郎　清三郎　彦七　粥柱　作兵衛　天保九年　戌　正月十二日


北村心経会之事　惣右衛門　善治郎　弥市郎　庄七　九右衛門　善三郎　甚三郎　小四郎　庄治郎　清三郎　作兵衛粥柱　嘉兵衛　天保十年　亥正月十二日


北村心経会之事　善次郎　猪兵衛　弥市郎　庄七　九右衛門　善三郎　甚三郎　小四郎　庄次郎　清三郎　作兵衛　喜兵衛　粥柱　惣右衛門倅　與三郎倅　元次郎　天保拾壱年　子正月十二日
（惣右衛門倅與三郎はのちに出てくるが、倅元次郎はこの記名が最初で最後である。意図は不明だが、心経会が神経会と記述されていたことを考えれば、 不幸事として考え難く、何か目出度いことがあったのかもしれない）


北村心経会之事　猪兵衛　弥市郎　庄七　九右衛門　善三郎　甚三郎　小四郎　庄次良　清三郎　作兵衛　嘉兵衛　彦作　與三郎　粥柱　善次郎　?善太良　天保十二年　辛丑　正月十二日


北村心経会之事　弥市郎　庄七　九右衛門　善三郎　甚三郎　小四郎　庄次郎　武兵衛　清三郎　作兵衛　彦作　與三郎　善次郎　粥柱猪兵衛　孫子　寿右衛門　天保拾三年　壬寅正月十二日


北村心経会之事　庄七　宇八　亦五郎　九右衛門　善三郎　甚三郎　小四郎　庄次郎　武兵衛　清三郎　作兵衛　彦作　與三郎　善次郎　猪兵衛　粥柱　弥市郎　天保拾四年　癸夘正月十二日


北村心経会之事　宇八　又三郎　小兵衛　九右衛門　善三郎　甚三郎　小四郎　庄次郎　武兵衛　清三郎　作兵衛　彦作　與三郎　善次郎　猪兵衛　弥三郎　粥柱　庄七倅　多吉　 天保拾五年　甲辰正月十二日



正言講読解（文政2年〜文政13年・1819年〜1830年）

北村神経会之事　箕倉主殿　弥五郎　嘉兵衛　庄次郎　武助　彦七　作兵衛　彦四郎　善蔵　弥三郎　弥助　九右衛門　彦三郎　宗次郎　カイハシラ　小四郎　倅新右衛門　文政弐夘　正月十二日

『北村心経会之事　箕倉主殿　弥五郎　嘉兵衛　庄次郎　武助　彦七　作兵衛　彦四郎　善蔵　弥三郎　弥助　九右衛門　彦三郎　宗次郎　粥柱　小四郎　倅新右衛門　文政弐夘　正月十二日』


北村神経会之事　嘉兵衛　庄次郎　武助　彦七　作兵衛　彦四郎　善蔵　弥三郎　弥助　九右衛門　彦三郎　新次郎　宗次郎　小四郎　文政三庚辰　正月十二日　カイハラシ　源兵衛倅　弥五郎

『北村心経会之事　嘉兵衛　庄次郎　武助　彦七　作兵衛　彦四郎　善蔵　弥三郎　弥助　九右衛門　彦三郎　新次郎　宗次郎　小四郎　文政三庚辰　正月十二日　粥柱　源兵衛倅　弥五郎』


北村神経会之事　庄次郎　武助　彦七　作兵衛　喜四郎　善蔵　弥三郎　弥助　九右衛門　彦三良　新次郎　宗次良　小四郎　弥五良　文政四辛巳　正月十弐日　カイハシラ　嘉兵衛

『北村心経会之事　庄次郎　武助　彦七　作兵衛　喜四郎　善蔵　弥三郎　弥助　九右衛門　彦三良　新次郎　宗次良　小四郎　弥五良　文政四辛巳　正月十弐日　粥柱　嘉兵衛』


北村心経会之事　武兵衛　彦七　作兵衛　彦四郎　宗右衛門　善蔵　弥三郎　弥助　九右衛門　彦三良　新次郎　宗次良　小四郎　弥五郎　嘉兵衛　文政五壬午年　正月十弐日　カイハシラ　 庄次郎倅　庄助

『北村心経会之事　武兵衛　彦七　作兵衛　彦四郎　宗右衛門　善蔵　弥三郎　弥助　九右衛門　彦三良　新次郎　宗次良　小四郎　弥五郎　嘉兵衛　文政五壬午年　正月十弐日　粥柱　 庄次郎倅　庄助』


北村心経会之事　吉右衛門　彦七　作兵衛　惣右衛門　善蔵　弥助　猪兵衛　弥三郎　九右衛門　新次郎　彦三郎　惣次郎　小四郎　庄次郎　文政六癸未年　正月　粥柱　武助倅　武兵衛

『北村心経会之事　吉右衛門　彦七　作兵衛　惣右衛門　善蔵　弥助　猪兵衛　弥三郎　九右衛門　新次郎　彦三郎　惣次郎　小四郎　庄次郎　文政六癸未年　正月　粥柱　武助倅　武兵衛』


北村心経会之事　彦七　作兵衛　惣右衛門　善蔵　弥助　嶋岡猪兵衛　弥三郎　九右衛門　新次郎　彦三郎　惣次郎　小四郎　庄次郎　武兵衛　文政七甲申年正月　粥柱　吉右衛門倅藤右衛門

『北村心経会之事　彦七　作兵衛　惣右衛門　善蔵　弥助　嶋岡猪兵衛　弥三郎　九右衛門　新次郎　彦三郎　惣次郎　小四郎　庄次郎　武兵衛　文政七甲申年正月　粥柱　吉右衛門倅藤右衛門』
（理由は不明だが、嶋岡猪兵衛とここでも苗字が記されている。文化10年にも記されているが、その後猪兵衛の名は無い）


北村心経会之事　善蔵　弥助　・・猪兵衛　弥三郎　庄七　九右衛門　新次郎　喜三郎　惣次郎　小四郎　庄次郎　武兵衛　・右衛門　喜七　作兵衛　文政八乙酉年正月　粥柱　惣右衛門倅　 与三郎（慶長拾六年より　当年迄凡弐百壱四年ニ成）

『北村心経会之事　善蔵　弥助　・・猪兵衛　弥三郎　庄七　九右衛門　新次郎　喜三郎　惣次郎　小四郎　庄次郎　武兵衛　・右衛門　喜七　作兵衛　文政八乙酉年正月　粥柱　惣右衛門倅　 与三郎（慶長拾六年より　当年迄凡弐百壱四年ニ成）』
（この巻子本及び心経会が慶長16年から始まっていることが、ここで調べられ明らかになる）


北村心経会之事　弥助　猪兵衛　弥三郎　庄七　九右衛門　新次郎　彦三郎　宗次郎　小四郎　庄次郎　武兵衛　藤右衛門　弥兵衛　彦七　作兵衛　多七　宗右衛門　文政九丙戌正月　 粥柱　カイハシラ　善蔵倅　善次郎

『北村心経会之事　弥助　猪兵衛　弥三郎　庄七　九右衛門　新次郎　彦三郎　宗次郎　小四郎　庄次郎　武兵衛　藤右衛門　弥兵衛　彦七　作兵衛　多七　宗右衛門　文政九丙戌正月　 粥柱　カイハシラ　善蔵倅　善次郎』


北村心経会之事　弥三郎　庄七　九左衛門　善三郎　惣次郎　小四郎　庄次郎　武兵衛　藤右衛門　弥兵衛　彦七　作兵衛　多七　惣左衛門　善蔵　嶋岡猪兵衛　文政拾年丁亥　 正月十二日　粥柱　弥助倅　弥八郎

『北村心経会之事　弥三郎　庄七　九左衛門　善三郎　惣次郎　小四郎　庄次郎　武兵衛　藤右衛門　弥兵衛　彦七　作兵衛　多七　惣左衛門　善蔵　嶋岡猪兵衛　文政拾年丁亥　 正月十二日　粥柱　弥助倅　弥八郎』


北村心経会之事　庄七　九右衛門　善三郎　惣次郎　小四郎　庄次郎　武兵衛　彦七　作兵衛　多七　宗右衛門　善蔵　弥助　文政拾壱戊子年　正月十二日　粥柱　弥三郎倅　弥七

『北村心経会之事　庄七　九右衛門　善三郎　惣次郎　小四郎　庄次郎　武兵衛　彦七　作兵衛　多七　宗右衛門　善蔵　弥助　文政拾壱戊子年　正月十二日　粥柱　弥三郎倅　弥七』


北村心経会之事　善三郎　与市郎　惣次郎　小四郎　庄次郎　彦七　作兵衛　多七　茂八　彦四郎　惣右衛門　善蔵　弥助　弥三郎　庄七　文政拾弐年　丑正月十二日　粥柱　九右衛門　倅　与七郎　

『北村心経会之事　善三郎　与市郎　惣次郎　小四郎　庄次郎　彦七　作兵衛　多七　茂八　彦四郎　惣右衛門　善蔵　弥助　弥三郎　庄七　文政拾弐年　丑正月十二日　粥柱　 九右衛門　倅　与七郎』


北村心経会之事　与市郎　惣次郎　小四郎　弥五郎　庄次郎　彦七　作兵衛　多七　茂八　彦四郎　惣右衛門　善蔵　弥三郎　庄七　九右衛門　文政十三年寅正月十二日　粥柱　新次郎倅善三郎

『北村心経会之事　与市郎　惣次郎　小四郎　弥五郎　庄次郎　彦七　作兵衛　多七　茂八　彦四郎　惣右衛門　善蔵　弥三郎　庄七　九右衛門　文政十三年寅正月十二日　粥柱　新次郎倅善三郎』



正言講読解（文化2年〜文化15年・1805年〜1818年）

弥五郎　庄次郎　宗五郎　又次郎　太七　彦四郎　弥三郎　九助　新次郎　宗次郎　北村心経会之事　文化弐年　丑ノ正月十二日　カイハシラ　小四郎世倅　小兵衛

『弥五郎　庄次郎　宗五郎　又次郎　太七　彦四郎　弥三郎　九助　新次郎　宗次郎　北村心経会之事　文化弐年　丑ノ正月十二日　粥柱　小四郎世倅　小兵衛』


北村心経会之事　宗五郎　又次郎　太七　彦四郎　弥三郎　九右衛門　新次郎　宗次郎　小四郎　弥五郎　文化三丙寅年　正月十二日　カイハシラ　庄次郎倅　庄助

『北村心経会之事　宗五郎　又次郎　太七　彦四郎　弥三郎　九右衛門　新次郎　宗次郎　小四郎　弥五郎　文化三丙寅年　正月十二日　粥柱　庄次郎倅　庄助』


北村心経会之事　又次郎　太七　彦四郎　弥三郎　九右衛門　新次郎　宗次郎　小四郎　庄次郎　文化五戊辰年　正月十二日　カイハシラ　武助倅事　枩之助

『北村心経会之事　又次郎　太七　彦四郎　弥三郎　九右衛門　新次郎　宗次郎　小四郎　庄次郎　文化五戊辰年　正月十二日　粥柱　武助倅事　枩之助』
（文化4年の記述が無い。理由不明）


北村心経会之事　久四郎　太七　彦四郎　弥三郎　九右衛門　新次郎　宗次郎　小四郎　庄次郎　武介　彦三郎　文化六己巳年　正月十弐日　カイハシラ　又次郎倅　清三良当人

『北村心経会之事　久四郎　太七　彦四郎　弥三郎　九右衛門　新次郎　宗次郎　小四郎　庄次郎　武介　彦三郎　文化六己巳年　正月十弐日　粥柱　又次郎倅　清三良当人』


北村心経会之事　太七　彦四良　善蔵　弥三良　九右衛門　新次良　惣次良　小四良　庄次良　彦三良　亦次良　文化七庚午年　正月十二日　カイバシラ　久四良倅　乙松　　　北村心経会之事

『北村心経会之事　太七　彦四良　善蔵　弥三良　九右衛門　新次良　惣次良　小四良　庄次良　彦三良　亦次良　文化七庚午年　正月十二日　粥柱　久四良倅　乙松　　　北村心経会之事』


北村心経会之事　彦四良　善蔵　弥三良　九右衛門　新次良　彦三郎　宗次良　小四郎　庄次良　又次郎　久四良　文化八午年　正月十弐日　かゆばしら　太七

『北村心経会之事　彦四良　善蔵　弥三良　九右衛門　新次良　彦三郎　宗次良　小四郎　庄次良　又次郎　久四良　文化八午年　正月十弐日　粥柱　太七』


北村心経会之事　善蔵　弥三良　庄七　九右衛門　新次良　彦三良　宗次良　小四良　庄次良　又次良　久四良　文化九申年　正月十弐日　かゆばしら　彦四良倅　庄九良

『北村心経会之事　善蔵　弥三良　庄七　九右衛門　新次良　彦三良　宗次良　小四良　庄次良　又次良　久四良　文化九申年　正月十弐日　粥柱　彦四良倅　庄九良』


北村心経会之事　弥三良　庄七　九右衛門　彦三良　宗次良　小四郎　庄次郎　久四郎　彦四郎　太七　彦四郎　文化十癸酉　 正月十弐日　カイハシラ　善蔵　倅善次郎

『北村心経会之事　弥三良　庄七　九右衛門　彦三良　宗次良　小四郎　庄次郎　久四郎　彦四郎　太七　彦四郎　文化十癸酉　 正月十弐日　粥柱　善蔵　倅善次郎』


北村心経会之事　庄七　九右衛門　彦三良　惣次良　小四郎　庄次良　久四良　太七　彦四良　善蔵　文化十一甲戌　正月十弐日　カイハシラ　弥三良倅乙枩

『北村心経会之事　庄七　九右衛門　彦三良　惣次良　小四郎　庄次良　久四良　太七　彦四良　善蔵　文化十一甲戌　正月十弐日　粥柱　弥三良倅乙枩』


九右衛門　彦三郎　宗次郎　小四郎　庄次郎　武助　彦七　久四郎　多七　彦四郎　善蔵　弥三郎　カイハシラ　庄七　文化十二乙亥　正月十二日　北村心経会之事

『九右衛門　彦三郎　宗次郎　小四郎　庄次郎　武助　彦七　久四郎　多七　彦四郎　善蔵　弥三郎　粥柱　庄七　文化十二乙亥　正月十二日　北村心経会之事』


北村心経会之事　箕倉主殿　彦三郎　宗次郎　小四郎　庄次郎　武助　彦七　久四郎　多七　彦四郎　善蔵　弥三郎　庄七　弥助　カイハシラ　九右衛門倅　兵吉　文化十三丙子　正月日

『北村心経会之事　箕倉主殿　彦三郎　宗次郎　小四郎　庄次郎　武助　彦七　久四郎　多七　彦四郎　善蔵　弥三郎　庄七　弥助　粥柱　九右衛門倅　兵吉　文化十三丙子　正月日』


北村心経会之事　箕倉主殿　惣次郎　小四郎　弥五郎　嘉兵衛　庄次郎　武助　彦七　久四郎　多七　彦四郎　善蔵　弥三郎　弥助　九右衛門　粥柱　彦三郎倅　拾吉　文化十四丁丑年　正月十二日　

『北村心経会之事　箕倉主殿　惣次郎　小四郎　弥五郎　嘉兵衛　庄次郎　武助　彦七　久四郎　多七　彦四郎　善蔵　弥三郎　弥助　九右衛門　粥柱　彦三郎倅　拾吉　 文化十四丁丑年　正月十二日』


北村神経会之事　箕倉主殿　小四郎　弥五郎　嘉兵衛　庄次郎　武助　彦七　作兵衛　彦四郎　善蔵　弥三郎　弥助　九右衛門　彦三郎　粥柱　甚三郎孫子惣次郎　文化十五戊寅年　正月十二日

『北村心経会之事　箕倉主殿　小四郎　弥五郎　嘉兵衛　庄次郎　武助　彦七　作兵衛　彦四郎　善蔵　弥三郎　弥助　九右衛門　彦三郎　粥柱　甚三郎孫子惣次郎　文化十五戊寅年　正月十二日』



ウイサーブからウイサーブイーチアザーへ

…2020年東京オリンピック招致と日本で二人目のライオンズクラブ国際会長が2年後に誕生すること及び会員増加策の行き詰まり打開を鑑みて作成しました…


　大美和の杜に彼岸桜が咲き始め、もうすぐそこにメジロが群舞する今日の良き日、桜井ライオンズクラブチャーターナイト50周年記念事業式典が、盛大に開催できますことは、 大きな喜びであります。
　さらには、奈良県知事荒井正吾様、桜井市長松井正剛様はじめご来賓の皆様、ライオンズクラブより335‐Ｃ地区ガバナーＬ児玉保次・元地区ガバナーＬ八嶋隆はじめ地区役員の皆様、 県内からは8リジョン内会長・幹事はじめブラザークラブの皆様のご臨席を賜り、また姉妹クラブの出雲中央ライオンズクラブの皆様には、遠路お越しいただき、厚く御礼申し上げます。
　東京オリンピックが開催された年の1964年3月15日、奈良ライオンズクラブのスポンサーによりチャーターナイトの栄誉を受けて以来、50年が過ぎ2世会員が4分の1を超えた今、こう思うのです。
　いつまでも「われわれは奉仕する」側、と言った上目線だけではなく、お互いに奉仕しあう社会を目指すべきだと。
「We Serveとは何か」と問われた、元国際協会会長故Ｌ村上薫（むらかみ　かおる）の、極楽と地獄のたとえ話は、有名です。食事時、地獄では我先にとご馳走を取り合い、 血みどろの様相であるのに対して、極楽では互いに相手の口に食べ物を運び、楽しく会話をしながら食事をしている、という内容であったと思います。 （箸が長すぎて自分の口に直接持ってこられないという理由で） 　
　Ｌ村上薫は「We Serveとはお互いに奉仕すること」だと説明され、これが実現されたとき、社会は平和なユートピアになるのだと説かれたのです。 　
　奉仕する側とされる側と言う狭い考えでは、先進諸国において、これからは会員の増強は望めないでしょう。会員資格「白人に限る」は1926年、「成年男子」は1987年に撤廃され、 有色人種も女性も会員になれるようになりました。
　次には、お互いに奉仕しあう理想社会を創ろうという思考こそ、現代の社会に容認され、ひいては会員の増加につながると考えます。 　
　私たちが「ライオンと呼ばるる人」を目指すのは勿論のこと、この宇宙船地球号に暮らす70億の人々が全てライオンとなり、お互いに奉仕しあう社会を志向すべきだと思うのです。
　50周年を機に私達桜井ライオンズクラブは、 We serve each otherの理想社会実現に向かって進んで行こうと思います。
　最後になりましたが、皆々様の益々のご健勝とご多幸を心より祈念いたしまして、歓迎の言葉とさせていただきます。


正言講読解（享和2年〜享和4年・1802年〜1804年）

彦三郎　宗次郎　弥五郎　佐十郎　庄次郎　宗五郎　吉右衛門　又次郎　太七　又四郎　彦太郎　甚蔵　弥介　弥三郎　庄三郎　九介　猪兵衛　北村神教会之事　享和弐年　 みづのえ戌正月十二日　カイハシラ　善五郎　世倅　新次郎

『彦三郎　宗次郎　弥五郎　佐十郎　庄次郎　宗五郎　吉右衛門　又次郎　太七　又四郎　彦太郎　甚蔵　弥介　弥三郎　庄三郎　九介　猪兵衛　北村心経会之事　享和弐年　 壬戌正月十二日　粥柱　善五郎　世倅　新次郎』


宗次郎　小四郎　弥五郎　佐十郎　庄次郎　宗五郎　吉右衛門　又次郎　太七　又四郎　彦太郎　善蔵　弥助　弥三郎　九助　猪兵衛　新次郎　北村神教会之事　享和三年　亥正月十二日　 カイハシラ　乾氏　彦三郎　

『宗次郎　小四郎　弥五郎　佐十郎　庄次郎　宗五郎　吉右衛門　又次郎　太七　又四郎　彦太郎　善蔵　弥助　弥三郎　九助　猪兵衛　新次郎　北村心経会之事　享和三年　亥正月十二日　 粥柱　乾氏　彦三郎』


小四郎　弥五郎　庄次郎　宗五郎　又次郎　太七　彦四郎　弥三郎　九助　新次郎　弥助　又四郎　彦三郎　北村心経会之事　享和四年子ノ正月十二日　カイハシラ　宗次郎　

『小四郎　弥五郎　庄次郎　宗五郎　又次郎　太七　彦四郎　弥三郎　九助　新次郎　弥助　又四郎　彦三郎　北村心経会之事　享和四年子ノ正月十二日　粥柱　宗次郎』　



正言講読解（寛政2年〜寛政13年・1790年〜1801年）

箕倉左仲　弥兵衛　亦兵衛　九兵衛　庄二郎　吉右衛門　又二郎　小四郎　忠二郎　善太郎　豊枩　久米太郎　惣五郎　熊二郎　嘉助　北村新教会之事　寛政弐戌年　正月日　カイハシラ　武助

『箕倉左仲　弥兵衛　亦兵衛　九兵衛　庄二郎　吉右衛門　又二郎　小四郎　忠二郎　善太郎　豊枩　久米太郎　惣五郎　熊二郎　嘉助　北村心経会之事　寛政弐戌年　正月日　粥柱　武助』


箕倉左仲　弥兵衛　又四郎　九兵衛　庄次郎　吉右衛門　又次郎　小四郎　忠二良　善太郎　豊松　久米太郎　惣五郎　熊次郎　嘉助　猪兵衛　北村心礼会之事　寛政三亥年　正月日　 カイハシラ　吉右衛門子　万蔵　

『箕倉左仲　弥兵衛　又四郎　九兵衛　庄次郎　吉右衛門　又次郎　小四郎　忠二良　善太郎　豊松　久米太郎　惣五郎　熊次郎　嘉助　猪兵衛　北村心経会之事　寛政三亥年　正月日　 粥柱　吉右衛門子　万蔵』


箕倉左仲　弥兵衛　又四郎　九兵衛　庄二郎　吉右衛門　小四郎　忠二良　善太郎　惣右衛門　甚助　惣五郎　弥助　嘉助　猪兵衛　彦七　久兵衛　彦四郎　又二郎　北村心礼会之事　 寛政四子年　正月日　粥柱　又二郎子　清三郎

『箕倉左仲　弥兵衛　又四郎　九兵衛　庄二郎　吉右衛門　小四郎　忠二良　善太郎　惣右衛門　甚助　惣五郎　弥助　嘉助　猪兵衛　彦七　久兵衛　彦四郎　又二郎　北村心経会之事　 寛政四子年　正月日　粥柱　又二郎子　清三郎』


箕倉左仲　弥兵衛　又四郎　九兵衛　庄次郎　吉右衛門　小四郎　忠二良　善太郎　惣右衛門　甚助　宗五郎　弥助　嘉助　猪兵衛　彦七　久兵衛　彦四郎　善五郎　又二郎　 北村心教会之事　寛政五丑年　正月日　粥柱　彦七

『箕倉左仲　弥兵衛　又四郎　九兵衛　庄次郎　吉右衛門　小四郎　忠二良　善太郎　惣右衛門　甚助　宗五郎　弥助　嘉助　猪兵衛　彦七　久兵衛　彦四郎　善五郎　又二郎　 北村心経会之事　寛政五丑年　正月日　粥柱　彦七』


箕倉左仲　弥兵衛　又四郎　九兵衛　庄次郎　吉右衛門　小四郎　忠二郎　善太郎　惣右衛門　甚助　宗五郎　弥助　嘉助　猪兵衛　彦七　彦四郎　善五郎　又次郎　彦三郎　久兵衛　 北村神教会之事　寛政六寅年　正月十二日　カイハシラ　久兵衛子　久四郎

『箕倉左仲　弥兵衛　又四郎　九兵衛　庄次郎　吉右衛門　小四郎　忠二郎　善太郎　惣右衛門　甚助　宗五郎　弥助　嘉助　猪兵衛　彦七　彦四郎　善五郎　又次郎　彦三郎　久兵衛　 北村心経会之事　寛政六寅年　正月十二日　粥柱　久兵衛子　久四郎』
（22名の参加　江戸時代では最多）


箕倉左仲　弥兵衛　又四郎　九兵衛　庄治郎　吉右衛門　忠治郎　善太郎　惣右衛門　宗五郎　甚介　弥助　嘉介　猪兵衛　彦七　彦四郎　又治郎　善五郎　彦三郎　北村神教会之事　 寛政七夘年　正月十二日　カイハシラ　久四郎より嘉助

『箕倉左仲　弥兵衛　又四郎　九兵衛　庄治郎　吉右衛門　忠治郎　善太郎　惣右衛門　宗五郎　甚介　弥助　嘉介　猪兵衛　彦七　彦四郎　又治郎　善五郎　彦三郎　北村心経会之事　 寛政七夘年　正月十二日　粥柱　久四郎より嘉助』


箕倉左仲　彦四郎　宗右衛門　半三郎　猪兵衛　庄三郎　九助　善五郎　彦三郎　弥助　・枩　孫兵衛　庄次郎　佐十郎　惣五郎　 吉右衛門　又次郎　久兵衛　嘉助　北村神教会之事　寛政八丙辰年　正月十弐日　カイハシラ　又四郎

『箕倉左仲　彦四郎　宗右衛門　半三郎　猪兵衛　庄三郎　九助　善五郎　彦三郎　弥助　・枩　孫兵衛　庄次郎　佐十郎　惣五郎　 吉右衛門　又次郎　久兵衛　嘉助　北村心経会之事　寛政八丙辰年　正月十弐日　粥柱　又四郎』


箕倉左仲　宗右衛門　善蔵　弥助　猪兵衛　庄三郎　九介　善五郎　彦三良　忠次郎　孫兵衛　庄次郎　佐十郎　宗五良　吉右衛門　又次良　久兵衛　嘉介　又四郎　北村神教会之事　 寛政九丁巳年　正月十弐日　カイハシラ　彦太郎

『箕倉左仲　宗右衛門　善蔵　弥助　猪兵衛　庄三郎　九介　善五郎　彦三良　忠次郎　孫兵衛　庄次郎　佐十郎　宗五良　吉右衛門　又次良　久兵衛　嘉介　又四郎　北村心経会之事　 寛政九丁巳年　正月十弐日　粥柱　彦太郎』


箕倉左仲　善蔵　弥助　庄三郎　九助　善五郎　彦三郎　孫兵衛　庄次郎　佐十良　宗五良　吉右衛門　又次郎　久兵衛　嘉介　又四郎　彦太郎　北村神教会之事　寛政拾午年　正月十弐日　 カイハシラ　宗右衛門

『箕倉左仲　善蔵　弥助　庄三郎　九助　善五郎　彦三郎　孫兵衛　庄次郎　佐十良　宗五良　吉右衛門　又次郎　久兵衛　嘉介　又四郎　彦太郎　北村心経会之事　寛政拾午年　正月十弐日　 粥柱　宗右衛門』


箕倉左仲　弥助　庄三郎　九助　善五郎　彦三郎　孫兵衛　庄次郎　佐十良　宗五郎　吉右衛門　又次郎　久兵衛　嘉介　又四郎　彦太郎　宗右衛門　忠次郎　北村神教会之事　 寛政拾壱未年　正月十弐日　カイハシラ　善蔵　

『箕倉左仲　弥助　庄三郎　九助　善五郎　彦三郎　孫兵衛　庄次郎　佐十良　宗五郎　吉右衛門　又次郎　久兵衛　嘉介　又四郎　彦太郎　宗右衛門　忠次郎　北村心経会之事　 寛政拾壱未年　正月十弐日　粥柱　善蔵』


箕倉左仲　猪兵衛　庄三郎　九介　善五郎　彦三郎　孫兵衛　庄次郎　佐十郎　宗五郎　吉右衛門　又次郎　太七　又四郎　彦太郎　宗次郎　宗右衛門　善蔵　北村神教会之事　 寛政拾二年　申正月十二日　南弥八郎子弥介　カイハシラ　弥介

『箕倉左仲　猪兵衛　庄三郎　九介　善五郎　彦三郎　孫兵衛　庄次郎　佐十郎　宗五郎　吉右衛門　又次郎　太七　又四郎　彦太郎　宗次郎　宗右衛門　善蔵　北村心経会之事　 寛政拾二年　申正月十二日　南弥八郎子弥介　粥柱　弥介』


箕倉左仲　庄三郎　九介　善五郎　彦三郎　孫兵衛　庄次郎　佐十郎　宗五郎　吉右衛門　又次郎　太七　又四郎　彦太郎　惣次郎　善蔵　弥介　北村神教会之事　寛政拾三年　 酉正月十弐日　カイハシラ　猪兵衛

『箕倉左仲　庄三郎　九介　善五郎　彦三郎　孫兵衛　庄次郎　佐十郎　宗五郎　吉右衛門　又次郎　太七　又四郎　彦太郎　惣次郎　善蔵　弥介　北村心経会之事　寛政拾三年　 酉正月十弐日　粥柱　猪兵衛』



正言講読解（天明2年〜天明9年・1782年〜1789年）

佐十郎　彦四郎　善太郎　又次良　太郎吉　庄次良　弥兵衛　庄三良　九兵衛　小四郎　孫兵衛　北村新教会之事　天明弐年　正月十二日　カイハシラ　萬蔵

『佐十郎　彦四郎　善太郎　又次良　太郎吉　庄次良　弥兵衛　庄三良　九兵衛　小四郎　孫兵衛　北村心経会之事　天明弐年　正月十二日　粥柱　萬蔵』


佐十郎　彦四郎　善太郎　又二郎　嘉助　庄二郎　弥兵衛　庄三郎　九兵衛　小四郎　萬蔵　北村新教会之事　 天明三夘月　正月十二日　カイハシラ　又治郎

『佐十郎　彦四郎　善太郎　又二郎　嘉助　庄二郎　弥兵衛　庄三郎　九兵衛　小四郎　萬蔵　北村心経会之事　 天明三夘月　正月十二日　粥柱　又治郎』
（又二郎と又治郎は同一人と思われる）


佐十郎　彦四良　善太良　又治郎　庄三郎　庄次郎　九兵衛　小四良　萬蔵　又兵衛　北村新教会之事　天明四辰年　正月十二日　カイハシラ　弥三良

『佐十郎　彦四良　善太良　又治郎　庄三郎　庄次郎　九兵衛　小四良　萬蔵　又兵衛　北村心経会之事　天明四辰年　正月十二日　粥柱　弥三良』


弥兵衛　彦四郎　九兵衛　庄次郎　吉右衛門　善太郎　又次郎　小四郎　北村心礼会之事　天明五巳年　正月十二日　カイハシラ　又兵衛

『弥兵衛　彦四郎　九兵衛　庄次郎　吉右衛門　善太郎　又次郎　小四郎　北村心経会之事　天明五巳年　正月十二日　粥柱　又兵衛』
（発足当時と同じ9名となった。天明の飢饉の影響か）


箕倉左中　弥兵衛　又兵衛　九兵衛　庄次郎　吉右衛門　善太郎　又治郎　小四郎　北村心礼会之事　天明六午年　カイハシラ　甚蔵　・・　

『箕倉左中　弥兵衛　又兵衛　九兵衛　庄次郎　吉右衛門　善太郎　又治郎　小四郎　北村心経会之事　天明六午年　粥柱　甚蔵　・・』　
（箕倉氏復活　天明6年〜寛政5年まで月、日の記述がない）


箕倉左仲　弥兵衛　亦兵衛　九兵衛　庄治郎　吉右衛門　彦四郎　又治郎　小四郎　北村心礼会之事　天明七未年　カイハシラ　小四郎

『箕倉左仲　弥兵衛　亦兵衛　九兵衛　庄治郎　吉右衛門　彦四郎　又治郎　小四郎　北村心経会之事　天明七未年　粥柱　小四郎』


箕倉左仲　弥兵衛　亦兵衛　九兵衛　庄次郎　吉右衛門　又次郎　小四郎　忠次郎　善太郎　佐十郎　北村心礼会之事　天明八戊申年　カイハシラ　久米太郎　

『箕倉左仲　弥兵衛　亦兵衛　九兵衛　庄次郎　吉右衛門　又次郎　小四郎　忠次郎　善太郎　佐十郎　北村心経会之事　天明八戊申年　粥柱　久米太郎』


箕倉左仲　弥兵衛　亦兵衛　九兵衛　庄治郎　吉右衛門　又次郎　小四郎　忠次郎　善太郎　豊松　久米太郎　惣五郎　北村心礼会之事　天明九年酉　正月　カイハシラ　三之助

『箕倉左仲　弥兵衛　亦兵衛　九兵衛　庄治郎　吉右衛門　又次郎　小四郎　忠次郎　善太郎　豊松　久米太郎　惣五郎　北村心経会之事　天明九年酉　正月　粥柱　三之助』



正言講読解（安永2年〜安永10年・1773年〜1781年）

伊兵衛　孫兵衛　甚三郎　佐七　弥八郎　善五郎　小四郎　太郎吉　傳兵衛　彦太郎　九兵衛　弥兵衛　新六　小平次　惣五郎　吉右衛門　北村新きやう会之事　安永二巳年正月十二日　 カイハシラ　又治郎

『伊兵衛　孫兵衛　甚三郎　佐七　弥八郎　善五郎　小四郎　太郎吉　傳兵衛　彦太郎　九兵衛　弥兵衛　新六　小平次　惣五郎　吉右衛門　北村心経会之事　安永二巳年正月十二日　粥柱　又治郎』


伊兵衛　孫兵衛　甚三郎　佐七　弥八郎　善五郎　小四郎　太郎吉　傳兵衛　彦太郎　九兵衛　新六　小平治　惣五郎　吉右衛門　又治郎　北村新教会之事　安永三午年正月十二日　カイハシラ　 弥兵衛

『伊兵衛　孫兵衛　甚三郎　佐七　弥八郎　善五郎　小四郎　太郎吉　傳兵衛　彦太郎　九兵衛　新六　小平治　惣五郎　吉右衛門　又治郎　北村心経会之事　安永三午年正月十二日　 粥柱　弥兵衛』


伊兵衛　孫兵衛　甚三郎　佐七　弥八郎　善五郎　小四郎　太郎吉　佐十郎　九兵衛　新六　小平次　惣五郎　吉右衛門　又治郎　弥兵衛　カイハシラ　彦四郎　北村新教会之事　 安永四未年正月十二日

『伊兵衛　孫兵衛　甚三郎　佐七　弥八郎　善五郎　小四郎　太郎吉　佐十郎　九兵衛　新六　小平次　惣五郎　吉右衛門　又治郎　弥兵衛　粥柱　彦四郎　北村心経会之事　安永四未年正月十二日』


伊兵衛　孫兵衛　甚三郎　善太郎　弥八郎　善五郎　小四郎　太郎吉　佐十郎　九兵衛　新六　小平次　惣五郎　吉右衛門　又治郎　弥兵衛　彦四郎　 カイハシラ　佐介　北村新教会之事　安永五申年正月十二日　カイハシラ佐七　北村新教会之事

『伊兵衛　孫兵衛　甚三郎　善太郎　弥八郎　善五郎　小四郎　太郎吉　佐十郎　九兵衛　新六　小平次　惣五郎　吉右衛門　又治郎　弥兵衛　彦四郎　 粥柱　佐介　北村心経会之事　安永五申年正月十二日　粥柱　佐七　北村心経会之事』
（粥柱佐介は佐七の訂正だろう。佐介の名は前後に無い）


伊兵衛　孫兵衛　甚三郎　弥八郎　善五郎　小四郎　太郎吉　佐重郎　九兵衛　嘉兵衛　小平次　惣五郎　吉右衛門　又次郎　弥兵衛　彦四郎　安永六酉ノ年正月十二日　カイハシラ　安松　 北村新教会之事

『伊兵衛　孫兵衛　甚三郎　弥八郎　善五郎　小四郎　太郎吉　佐重郎　九兵衛　嘉兵衛　小平次　惣五郎　吉右衛門　又次郎　弥兵衛　彦四郎　安永六酉ノ年正月十二日　粥柱　安松　 北村心経会之事』


伊兵衛　孫兵衛　甚三郎　弥八郎　太郎吉　佐十郎　嘉兵衛　庄次郎　惣五郎　吉右衛門　又次郎　弥兵衛　彦四郎　小四良　佐七　北村新教会之事　安永七いぬノ年　正月十二日　 カイハシラ　萬次郎

『伊兵衛　孫兵衛　甚三郎　弥八郎　太郎吉　佐十郎　嘉兵衛　庄次郎　惣五郎　吉右衛門　又次郎　弥兵衛　彦四郎　小四良　佐七　北村心経会之事　安永七戌ノ年　正月十二日　粥柱　萬次郎』


伊兵衛　孫兵衛　吉右衛門　佐十郎　甚蔵　又次郎　太郎吉　小四安永2年二〜郎安　兵衛　彦四郎　九兵衛　北村心教会之事　安永八亥年　正月十二日　 カイハシラ　幸四良

『伊兵衛　孫兵衛　吉右衛門　佐十郎　甚蔵　又次郎　太郎吉　小四郎　庄二郎　弥兵衛　彦四郎　九兵衛　北村心経会之事　安永八亥年　正月十二日　 粥柱　幸四良』


吉右衛門　孫兵衛　佐治良　彦四良　甚蔵　又治良　太郎吉　庄次良　弥兵衛　弥八郎　庄三良　九兵衛　幸四郎　北村新教会之事　 安永九いの年　正月十二日　カイハシラ　粂太郎

『吉右衛門　孫兵衛　佐治良　彦四良　甚蔵　又治良　太郎吉　庄次良　弥兵衛　弥八郎　庄三良　九兵衛　幸四郎　北村心経会之事　 安永九亥の年　正月十二日　粥柱　粂太郎』


吉右衛門　佐十郎　彦四郎　善太郎　又次郎　太郎吉　−庄次郎　弥兵衛　庄三良　九兵衛　小四郎　弥八郎　粂太郎　北村新教会之事　 安永拾丑ノ年　正月十二日　カイハシラ　庄次郎

『吉右衛門　佐十郎　彦四郎　善太郎　又次郎　太郎吉　−庄次郎　弥兵衛　庄三良　九兵衛　小四郎　弥八郎　粂太郎　北村心経会之事　 安永十丑ノ年　正月十二日　粥柱　庄次郎』



正言講読解（明和2年〜明和9年・1765年〜1772年）

北村新きやうの事　伊兵衛　伝兵衛　甚三郎　甚蔵　清三郎　多七　甚助　小平治　次郎兵衛　久兵衛　彦太郎　九兵衛　又兵衛　弥八郎　 佐助　善五郎　明和二年　カイハシラ　彦三郎倅新六　酉正月十二日

『北村心経之事　伊兵衛　伝兵衛　甚三郎　甚蔵　清三郎　多七　甚助　小平治　次郎兵衛　久兵衛　彦太郎　九兵衛　又兵衛　弥八郎　 佐助　善五郎　明和二年　粥柱　彦三郎倅新六　酉正月十二日』


北村新きやうの事　伊兵衛　伝兵衛　甚三郎　善太郎　清三郎　多七　甚助　小平治　次郎兵衛　彦太郎　九兵衛　又兵衛　善五郎　新六　元松　明和三年　カイハシラ　弥八郎　戌正月十二日　

『北村心経之事　伊兵衛　伝兵衛　甚三郎　善太郎　清三郎　多七　甚助　小平治　次郎兵衛　彦太郎　九兵衛　又兵衛　善五郎　新六　元松　明和三年　粥柱　弥八郎　戌正月十二日』


北村新きやうの事　伊兵衛　伝兵衛　弥八郎　清三郎　多七　元松　善五郎　甚助　善太郎　小平治　次郎兵衛　彦太郎　九兵衛　又兵衛　新六　明和四年　カイハシラ　甚三郎　亥ノ正月十二日

『北村心経之事　伊兵衛　伝兵衛　弥八郎　清三郎　多七　元松　善五郎　甚助　善太郎　小平治　次郎兵衛　彦太郎　九兵衛　又兵衛　新六　明和四年　粥柱　甚三郎　亥ノ正月十二日』


北村新きやうの事　伊兵衛　伝兵衛　弥八郎　清三郎　多七　善五郎　甚助　善太郎　小平治　次郎兵衛　彦太郎　九兵衛　又兵衛　新六　甚三郎　明和五年　カイハシラ　元松　子正月十二日

『北村心経之事　伊兵衛　伝兵衛　弥八郎　清三郎　多七　善五郎　甚助　善太郎　小平治　次郎兵衛　彦太郎　九兵衛　又兵衛　新六　甚三郎　明和五年　粥柱　元松　子正月十二日』


北村しんきやう事　伊兵衛　甚助　甚三郎　善太郎　弥八郎　清三郎　善五郎　元松　多七　小平治　彦太郎　惣五郎　九兵衛　又兵衛　新六　次兵衛　明和六年　 カイハシラ　佐十郎　丑正月十二日

『北村心経事　伊兵衛　甚助　甚三郎　善太郎　弥八郎　清三郎　善五郎　元松　多七　小平治　彦太郎　惣五郎　九兵衛　又兵衛　新六　次兵衛　明和六年　 粥柱　佐十郎　丑正月十二日』


伊兵衛　甚助但、不参　甚三郎　善太郎　弥八郎　清三郎　善五郎　小四郎　 多助　佐十郎　彦太郎　惣五郎　九兵衛　新六　次郎兵衛　北村心教会之事　粥柱　庄兵衛　明和七寅ノ正月十二日

『伊兵衛　甚助但、不参　甚三郎　善太郎　弥八郎　清三郎　善五郎　小四郎　 多助　佐十郎　彦太郎　惣五郎　九兵衛　新六　次郎兵衛　北村心経会之事　粥柱　庄兵衛　明和七寅ノ正月十二日』


伊兵衛　孫兵衛　甚三郎　佐七　弥八郎　清三郎　善五郎　小四良　太助　傳兵衛　彦太郎　吉右衛門　九兵衛　次郎兵衛　新六　小平次　北村新教会之事　粥柱　惣五郎　明和八辛夘年　 正月十二日

『伊兵衛　孫兵衛　甚三郎　佐七　弥八郎　清三郎　善五郎　小四良　太助　傳兵衛　彦太郎　吉右衛門　九兵衛　次郎兵衛　新六　小平次　北村心経会之事　粥柱　惣五郎　明和八辛夘年　 正月十二日』


伊兵衛　孫兵衛　甚三郎　佐七　弥八郎　清三郎　善五郎　小四郎　太助　傳兵衛　彦太郎　九兵衛　弥兵衛　新六　小平次　惣五郎　北村志んきやうへ之事　粥柱　吉右衛門　 明和九ミスノへ辰年正月十二日　

『伊兵衛　孫兵衛　甚三郎　佐七　弥八郎　清三郎　善五郎　小四郎　太助　傳兵衛　彦太郎　九兵衛　弥兵衛　新六　小平次　惣五郎　北村心経会之事　粥柱　吉右衛門　 明和九壬辰年正月十二日』



正言講読解（宝暦2年〜宝暦14年・1752年〜1764年）

北村心経会之事　甚蔵　新六　喜兵衛　甚助　彦七　忠兵衛　弥八郎　清三郎　小平次　彦太郎　半四郎　甚三郎　勘三郎　善兵衛　 粥柱　源助　宝暦二壬申正月十二日

『北村心経会之事　甚蔵　新六　喜兵衛　甚助　彦七　忠兵衛　弥八郎　清三郎　小平次　彦太郎　半四郎　甚三郎　勘三郎　善兵衛　 粥柱　源助　宝暦二壬申正月十二日』


北村心経会之事　彦三郎　甚蔵　忠兵衛　弥八郎　清三郎　小平次　彦太郎　伊八郎　甚三郎　庄三郎　善兵衛　源助　粥柱　孫兵衛　宝暦三　酉正月十二日

『北村心経会之事　彦三郎　甚蔵　忠兵衛　弥八郎　清三郎　小平次　彦太郎　伊八郎　甚三郎　庄三郎　善兵衛　源助　粥柱　孫兵衛　宝暦三　酉正月十二日』


北村心経会之事　彦三郎　甚蔵　忠兵衛　弥八郎　清三郎　彦太郎　伊八郎　甚三郎　庄三郎　善兵衛　源助　孫兵衛　次郎兵衛　半兵衛　粥柱　小平次　宝暦四戌正月十二日

『北村心経会之事　彦三郎　甚蔵　忠兵衛　弥八郎　清三郎　彦太郎　伊八郎　甚三郎　庄三郎　善兵衛　源助　孫兵衛　次郎兵衛　半兵衛　粥柱　小平次　宝暦四戌正月十二日』


北村心経会之事　彦三郎　甚蔵　忠兵衛　弥八郎　彦太郎　伊八郎　甚三郎　勘兵衛　善兵衛　源助　孫兵衛　次郎兵衛　久兵衛　小平次　粥柱　清三郎　宝暦五乙亥　正月十二日

『北村心経会之事　彦三郎　甚蔵　忠兵衛　弥八郎　彦太郎　伊八郎　甚三郎　勘兵衛　善兵衛　源助　孫兵衛　次郎兵衛　久兵衛　小平次　粥柱　清三郎　宝暦五乙亥　正月十二日』


北村志んきやう会之事　甚蔵　新六　弥八郎　喜八郎　彦太郎　勘兵衛　甚三郎　半四郎　小平次　次郎兵衛　甚助　小四郎　善兵衛　清三郎　カイハシラ　久兵衛　宝暦六年　子正月十二日　 此鍋連相右衛門出候　代物拾五匁弐分也

『北村心経会之事　甚蔵　新六　弥八郎　喜八郎　彦太郎　勘兵衛　甚三郎　半四郎　小平次　次郎兵衛　甚助　小四郎　善兵衛　清三郎　粥柱　久兵衛　宝暦六年　子正月十二日　 此鍋連相右衛門出候　代物拾五匁弐分也』


北村志んきやうへ之事　甚蔵　新六　弥八郎　喜八郎　彦太郎　勘兵衛　甚三良　半四郎　小平次　甚助　小四郎　清三良　久兵衛　太七　利兵衛　かいば志ら　治郎兵衛　宝暦七年　丑　正月十二日

『北村心経会之事　甚蔵　新六　弥八郎　喜八郎　彦太郎　勘兵衛　甚三良　半四郎　小平次　甚助　小四郎　清三良　久兵衛　太七　利兵衛　粥柱　治郎兵衛　宝暦七年　丑　正月十二日』


北村志んきやう会之事　利兵衛　甚蔵　喜八郎　伝兵衛　甚三郎　清三郎　喜兵衛　甚助　弥八郎　小平次　新六　半四郎　彦太郎　半兵衛　次郎兵衛　 カイハシラ　茂兵衛　宝暦八年寅正月十二日

『北村心経会之事　利兵衛　甚蔵　喜八郎　伝兵衛　甚三郎　清三郎　喜兵衛　甚助　弥八郎　小平次　新六　半四郎　彦太郎　半兵衛　次郎兵衛　 粥柱　茂兵衛　宝暦八年寅正月十二日』


北村新きやう之事　理兵衛　甚蔵　喜八郎　伝兵衛　甚三郎　清三郎　喜兵衛　甚助　弥八郎　小平治　新六　半四郎　半兵衛　治郎兵衛　多七　惣八郎　善七　勘兵衛　カイハシラ　 彦四良　宝暦九年　夘正月十二日

『北村心経之事　理兵衛　甚蔵　喜八郎　伝兵衛　甚三郎　清三郎　喜兵衛　甚助　弥八郎　小平治　新六　半四郎　半兵衛　治郎兵衛　多七　惣八郎　善七　勘兵衛　粥柱　彦四良　 宝暦九年　夘正月十二日』


北村新きやう之事　理兵衛　甚蔵　喜八郎　勘兵衛　伝兵衛　清三郎　太七　甚助　庄九郎　彦太郎　小平次　次郎兵衛　半兵衛　半四郎　新六　善七　甚三郎　カイハシラ　佐助　 宝暦十年　庚辰正月十二日

『北村心経之事　理兵衛　甚蔵　喜八郎　勘兵衛　伝兵衛　清三郎　太七　甚助　庄九郎　彦太郎　小平次　次郎兵衛　半兵衛　半四郎　新六　善七　甚三郎　粥柱　佐助　宝暦十年　 庚辰正月十二日』


北村新きやう之事　理兵衛　喜八郎　勘兵衛　伝兵衛　惣八郎　甚三郎　清三郎　太七　甚助　庄九郎　彦太郎　小平治　次郎兵衛　 半兵衛　伊八郎　新六　善七　カイハシラ　久次郎　宝暦十一年　辛巳正月十二日

『北村心経之事　理兵衛　喜八郎　勘兵衛　伝兵衛　惣八郎　甚三郎　清三郎　太七　甚助　庄九郎　彦太郎　小平治　次郎兵衛　半兵衛　伊八郎　新六　善七　粥柱　久次郎　宝暦十一年　 辛巳正月十二日』


北村新きやう之事　利兵衛　伝兵衛　惣八郎　清三郎　太七　善五郎　甚三郎　甚蔵　甚助　小平治　二郎兵衛　半兵衛　彦太郎　九兵衛　新六　宝暦十二年　カイハシラ　喜八郎　壬午正月十二日

『北村心経之事　利兵衛　伝兵衛　惣八郎　清三郎　太七　善五郎　甚三郎　甚蔵　甚助　小平治　二郎兵衛　半兵衛　彦太郎　九兵衛　新六　宝暦十二年　粥柱　喜八郎　壬午正月十二日』


北村新きやう之事　伊兵衛　伝兵衛　惣八郎　清三郎　太七　善五郎　甚三郎　甚蔵　甚助　小平治　二郎兵衛　半兵衛　彦太郎　新六　喜八郎　又兵衛　弥八郎　宝暦十三年　カイハシラ　 九兵衛　未正月十二日

『北村心経之事　伊兵衛　伝兵衛　惣八郎　清三郎　太七　善五郎　甚三郎　甚蔵　甚助　小平治　二郎兵衛　半兵衛　彦太郎　新六　喜八郎　又兵衛　弥八郎　宝暦十三年　粥柱　九兵衛　 未正月十二日』


北村新きやうの事　伊兵衛　喜八郎　伝兵衛　甚三郎　甚蔵　清三郎　多七　甚助　小平治　次郎兵衛　半兵衛　彦太郎　九兵衛　又兵衛　新六　弥八郎　佐助　宝暦十四年　カイハシラ　 善五郎　申正月十二日

『北村心経之事　伊兵衛　喜八郎　伝兵衛　甚三郎　甚蔵　清三郎　多七　甚助　小平治　次郎兵衛　半兵衛　彦太郎　九兵衛　又兵衛　新六　弥八郎　佐助　宝暦十四年　粥柱　善五郎　 申正月十二日』



正言講読解（寛保2年〜寛延4年・1742年〜1751年）

北村志んきやうゑ之事　利兵衛　彦三郎　甚蔵　彦七　庄兵衛　甚助　庄三郎　弥八郎　半四郎　甚兵衛　彦太郎　伝兵衛　忠兵衛　 カイハシラ　清三郎　寛保弐戌年　正月十二日

『北村心経会之事　利兵衛　彦三郎　甚蔵　彦七　庄兵衛　甚助　庄三郎　弥八郎　半四郎　甚兵衛　彦太郎　伝兵衛　忠兵衛　粥柱　 清三郎　寛保弐戌年　正月十二日』


北村心経会之事　利兵衛　彦三郎　甚蔵　彦七　庄兵衛　甚助　庄三郎　弥八郎　半四郎　甚兵衛　清三郎　忠兵衛　粥柱　彦太郎　寛保三亥年　正月十二日

『北村心経会之事　利兵衛　彦三郎　甚蔵　彦七　庄兵衛　甚助　庄三郎　弥八郎　半四郎　甚兵衛　清三郎　忠兵衛　粥柱　彦太郎　寛保三亥年　正月十二日』


北村心経会之事　利兵衛　彦三郎　甚兵衛　彦七　庄兵衛　甚助　庄三郎　弥八郎　半四郎　清三郎　忠兵衛　彦太郎　喜兵衛　粥柱　善太郎　寛保四年子正月十二日

『北村心経会之事　利兵衛　彦三郎　甚兵衛　彦七　庄兵衛　甚助　庄三郎　弥八郎　半四郎　清三郎　忠兵衛　彦太郎　喜兵衛　粥柱　善太郎　寛保四年子正月十二日』


北村心経会之事　利兵衛　彦三郎　甚兵衛　彦七　庄兵衛　甚助　庄三郎　弥八郎　半四郎　清三郎　甚蔵　喜兵衛　彦太郎　粥柱　忠兵衛　延享二年　丑正月十二日

『北村心経会之事　利兵衛　彦三郎　甚兵衛　彦七　庄兵衛　甚助　庄三郎　弥八郎　半四郎　清三郎　甚蔵　喜兵衛　彦太郎　粥柱　忠兵衛　延享二年　丑正月十二日』


北村心経会之事　利兵衛　彦三郎　甚兵衛　彦七　庄兵衛　甚助　庄三郎　彦太郎　半四郎　清三郎　甚蔵　喜兵衛　忠兵衛　 カイハシラ　忠兵衛　弥八郎　延享三年寅ノ正月十二日

『北村心経会之事　利兵衛　彦三郎　甚兵衛　彦七　庄兵衛　甚助　庄三郎　彦太郎　半四郎　清三郎　甚蔵　喜兵衛　忠兵衛　 粥柱　忠兵衛　弥八郎　延享三年寅ノ正月十二日』


北村心経会之事　彦三郎　甚兵衛　彦七　庄兵衛　甚助　庄三郎　彦太郎　半四郎　清三郎　甚蔵　喜兵衛　忠兵衛　弥八郎　カイハシラ　 利兵衛　但し・治郎・・　延享四丁夘年正月十二日

『北村心経会之事　彦三郎　甚兵衛　彦七　庄兵衛　甚助　庄三郎　彦太郎　半四郎　清三郎　甚蔵　喜兵衛　忠兵衛　弥八郎　粥柱　 利兵衛　但し・治郎・・　延享四丁夘年正月十二日』


北村心経会之事　彦三郎　甚兵衛　彦七　小平治　甚助　半四郎　彦太良　清三郎　甚蔵　喜兵衛　弥八郎　忠兵衛　理兵衛　カイハシラ　勘三郎　延享五戊辰年正月十二日

『北村心経会之事　彦三郎　甚兵衛　彦七　小平治　甚助　半四郎　彦太良　清三郎　甚蔵　喜兵衛　弥八郎　忠兵衛　理兵衛　粥柱　勘三郎　延享五戊辰年正月十二日』


北村心教会之事　利兵衛　彦三郎　甚蔵　甚兵衛　彦七　彦太郎　清三郎　弥八郎　喜兵衛　忠兵衛　甚助　小平治　勘三郎　カイハシラ　伊八郎　寛延弐己巳年正月十二日

『北村心経会之事　利兵衛　彦三郎　甚蔵　甚兵衛　彦七　彦太郎　清三郎　弥八郎　喜兵衛　忠兵衛　甚助　小平治　勘三郎　粥柱　伊八郎　寛延弐己巳年正月十二日』


北村心経会之事　利兵衛　勘三郎　甚蔵　甚兵衛　彦七　彦太郎　清三郎　弥八郎　喜兵衛　忠兵衛　甚助　小平治　伊八郎　カイハシラ　新六　寛延三午年正月十二日

『北村心経会之事　利兵衛　勘三郎　甚蔵　甚兵衛　彦七　彦太郎　清三郎　弥八郎　喜兵衛　忠兵衛　甚助　小平治　伊八郎　粥柱　新六　寛延三午年正月十二日』


北村志んきやう会之事　甚蔵　庄三郎　喜兵衛　甚助　彦七　忠兵衛　弥八郎　清三郎　小平次　彦太郎　半四郎　新六　カイハシラ　甚三郎　寛延四未年正月十二日

『北村心経会之事　甚蔵　庄三郎　喜兵衛　甚助　彦七　忠兵衛　弥八郎　清三郎　小平次　彦太郎　半四郎　新六　粥柱　甚三郎　寛延四未年正月十二日』



正言講読解（元文2年〜元文6年・1737年〜1741年）

北村心経恵之事　彦七　彦三郎　又次郎　甚助　庄兵衛　喜兵衛　次郎兵衛　利兵衛　彦太郎　甚蔵　弥八郎　庄三郎　甚兵衛　伝兵衛　 半四郎　カイハシラ　甚兵衛　元文弐二巳戌　正月十二日　

『北村心経会之事　彦七　彦三郎　又次郎　甚助　庄兵衛　喜兵衛　次郎兵衛　利兵衛　彦太郎　甚蔵　弥八郎　庄三郎　甚兵衛　伝兵衛　 半四郎　粥柱　甚兵衛　元文弐二巳戌　正月十二日』　


北村心経会之事　彦三郎　又四郎　甚助　庄兵衛　次郎兵衛　利兵衛　彦太郎　甚蔵　弥八郎　庄三郎　甚兵衛　伝兵衛　半四郎　カイハシラ　太七　元文三年　正月十二日

『北村心経会之事　彦三郎　又四郎　甚助　庄兵衛　次郎兵衛　利兵衛　彦太郎　甚蔵　弥八郎　庄三郎　甚兵衛　伝兵衛　半四郎　粥柱　太七　元文三年　正月十二日』


北村心経会之事　彦七　彦三郎　又四郎　庄兵衛　理兵衛　彦太郎　甚蔵　弥八郎　庄三郎　伝兵衛　半四郎　甚兵衛　カイハシラ　甚助　元文四年　正月十二日　

『北村心経会之事　彦七　彦三郎　又四郎　庄兵衛　理兵衛　彦太郎　甚蔵　弥八郎　庄三郎　伝兵衛　半四郎　甚兵衛　粥柱　甚助　元文四年　正月十二日』


北村心経会之事　彦七　彦三郎　又四郎　庄兵衛　理兵衛　彦太郎　甚蔵　弥八郎　庄三郎　甚兵衛　甚兵衛　半四郎　甚助　カイハシラ　 伝兵衛　元文五年　申　正月十二日

『北村心経会之事　彦七　彦三郎　又四郎　庄兵衛　理兵衛　彦太郎　甚蔵　弥八郎　庄三郎　甚兵衛　甚兵衛　半四郎　甚助　粥柱　 伝兵衛　元文五年　申　正月十二日』


北村心経会之事　彦七　彦三郎　清三郎　理兵衛　彦太郎　甚蔵　弥八郎　庄三郎　甚兵衛　半四郎　甚助　忠兵衛　伝兵衛　粥柱　庄兵衛　元文六年酉　正月十二日

『北村心経会之事　彦七　彦三郎　清三郎　理兵衛　彦太郎　甚蔵　弥八郎　庄三郎　甚兵衛　半四郎　甚助　忠兵衛　伝兵衛　粥柱　庄兵衛　元文六年酉　正月十二日』



正言講読解（享保2年〜享保21年・1717年〜1736年）

北村志んきやういの事　箕倉八左衛門　孫八郎　利兵衛　又三郎　彦三郎　重兵衛　勘三郎　次郎兵衛　九兵衛　彦四郎　午之助　善兵衛　庄九郎　又八郎　カイハシラ　 太・右衛門　享保二丁酉年・　正月十二日　

『北村心経会之事　箕倉八左衛門　孫八郎　利兵衛　又三郎　彦三郎　重兵衛　勘三郎　次郎兵衛　九兵衛　彦四郎　午之助　善兵衛　庄九郎　又八郎　粥柱　 太・右衛門　享保二丁酉年・　正月十二日』 （・は「郎」と「正」の書き損じだろう）


北村志んきやういの事　箕倉八左衛門　左兵衛　利兵衛　又三郎　庄九郎　次郎兵衛　勘三郎　彦四郎　九兵衛　又八郎　午之助　太郎右衛門　彦三郎　善兵衛　カイハシラ　重兵衛　 享保三年　戌正月十二日

『北村心経会之事　箕倉八左衛門　左兵衛　利兵衛　又三郎　庄九郎　次郎兵衛　勘三郎　彦四郎　九兵衛　又八郎　午之助　太郎右衛門　彦三郎　善兵衛　粥柱　重兵衛　 享保三年　戌正月十二日』


北村志んきやういの事　箕倉八左衛門　左兵衛　利兵衛　又三郎　庄九郎　又八郎　甚右衛門　九兵衛　甚蔵　重兵衛　彦七　勘三郎　カイハシラ　善兵衛　享保四年　亥正月十二日　

『北村心経会之事　箕倉八左衛門　左兵衛　利兵衛　又三郎　庄九郎　又八郎　甚右衛門　九兵衛　甚蔵　重兵衛　彦七　勘三郎　粥柱　善兵衛　享保四年　亥正月十二日』


北村志んきやういの事　箕倉八左右衛門　又三郎　利兵衛　又八郎　庄九郎　九兵衛　甚右衛門　重兵衛　甚蔵　勘三郎　彦七　善兵衛　彦三郎　二郎兵衛　カイハシラ　左兵衛　享保五年　 子ノ正月十二日　

『北村心経会之事　箕倉八左右衛門　又三郎　利兵衛　又八郎　庄九郎　九兵衛　甚右衛門　重兵衛　甚蔵　勘三郎　彦七　善兵衛　彦三郎　二郎兵衛　粥柱　左兵衛　享保五年　子ノ正月十二日』


北村志んきやういの事　箕倉八左衛門　又三郎　庄九郎　又八郎　九兵衛　甚右衛門　重兵衛　甚蔵　勘三郎　彦七　善兵衛　彦三郎　二郎兵衛　左兵衛　カイハシラ　忠七　享保六年　 丑ノ正月十二日　

『北村心経会之事　箕倉八左衛門　又三郎　庄九郎　又八郎　九兵衛　甚右衛門　重兵衛　甚蔵　勘三郎　彦七　善兵衛　彦三郎　二郎兵衛　左兵衛　粥柱　忠七　享保六年　丑ノ正月十二日』


北村志んきやういの事　箕倉八左右衛門　又三郎　庄九郎　又八郎　九兵衛　甚右衛門　重兵衛　甚蔵　勘三郎　彦七　善兵衛　彦三郎　二郎兵衛　左兵衛　忠七　カイハシラ　勘三郎　 享保七壬寅年　正月十二日

『北村心経会之事　箕倉八左右衛門　又三郎　庄九郎　又八郎　九兵衛　甚右衛門　重兵衛　甚蔵　勘三郎　彦七　善兵衛　彦三郎　二郎兵衛　左兵衛　忠七　粥柱　勘三郎　享保七壬寅年　 正月十二日』


北村志んきやうへの事　箕倉八左右衛門　又三郎　喜兵衛　又八郎　九兵衛　甚右衛門　重兵衛　甚蔵　彦七　善兵衛　彦三郎　次郎兵衛　左兵衛　忠七　 カイハシラ　半四郎　勘三郎　享保八夘年　正月十二日

『北村心経会之事　箕倉八左右衛門　又三郎　喜兵衛　又八郎　九兵衛　甚右衛門　重兵衛　甚蔵　彦七　善兵衛　彦三郎　次郎兵衛　左兵衛　忠七　 粥柱　半四郎　勘三郎　享保八夘年　正月十二日』
（粥柱「半四郎」は次年にも連記のかたちで出てくるが意味不明である。但しこの2年だけで、前後に半四郎の名はない）


北村志んきやうゑの事　喜兵衛　又三郎　九兵衛　又八郎　重兵衛　勘三郎　彦七　甚蔵　彦三郎　善兵衛　左兵衛　弥兵衛　甚右衛門　忠七　 カイハシラ　彦三郎　半四郎　享保九甲辰年　正月十二日　

『北村心経会之事　喜兵衛　又三郎　九兵衛　又八郎　重兵衛　勘三郎　彦七　甚蔵　彦三郎　善兵衛　左兵衛　弥兵衛　甚右衛門　忠七　 粥柱　彦三郎　半四郎　享保九甲辰年　正月十二日』
（箕倉氏の名がこの年からしばらく見えない）


北村志んきやういの事　喜兵衛　又三郎　九兵衛　又八郎　重兵衛　勘三郎　彦七　甚蔵　彦三郎　善兵衛　左兵衛　二郎兵衛　忠七　 甚右衛門　カイハシラ　彦七　享保十年　巳正月十二日　

『北村心経会之事　喜兵衛　又三郎　九兵衛　又八郎　重兵衛　勘三郎　彦七　甚蔵　彦三郎　善兵衛　左兵衛　二郎兵衛　忠七　 甚右衛門　粥柱　彦七　享保十年　巳正月十二日』
（彦七が2回記名されているが同人だと思われる）


北村志んきやうゑの事　喜兵衛　勘三郎　九兵衛　甚蔵　重兵衛　善兵衛　彦三郎　弥兵衛　左兵衛　甚右衛門　忠七　彦七　カイハシラ　又三郎　享保十一午年　正月十二日

『北村心経会之事　喜兵衛　勘三郎　九兵衛　甚蔵　重兵衛　善兵衛　彦三郎　弥兵衛　左兵衛　甚右衛門　忠七　彦七　粥柱　又三郎　享保十一午年　正月十二日』


北村心経会之事　喜兵衛　勘三郎　九兵衛　甚蔵　重兵衛　善兵衛　彦三郎　弥兵衛　孫八郎　又次郎　忠七　彦七　又三郎　カイハシラ　清太良　享保拾二未年　正月十二日　

『北村心経会之事　喜兵衛　勘三郎　九兵衛　甚蔵　重兵衛　善兵衛　彦三郎　弥兵衛　孫八郎　又次郎　忠七　彦七　又三郎　粥柱　清太良　享保拾二未年　正月十二日』


北村心経会之事　喜兵衛　勘三良　九兵衛　庄兵衛　善兵衛　彦三良　甚蔵　孫八郎　弥兵衛　忠七　彦七　又三郎　清太良　カイハシラ　又次良　享保拾三申　正月十二日　

『北村心経会之事　喜兵衛　勘三良　九兵衛　庄兵衛　善兵衛　彦三良　甚蔵　孫八郎　弥兵衛　忠七　彦七　又三郎　清太良　粥柱　又次良　享保拾三申　正月十二日』


北村心経恵之事　九兵衛　勘三郎　重兵衛　甚蔵　彦三郎　弥兵衛　孫八郎　彦七　忠七　庄兵衛　又三郎　又次郎　彦太郎　カイハシラ　喜兵衛　享保十四酉年　正月十二日

『北村心経会之事　九兵衛　勘三郎　重兵衛　甚蔵　彦三郎　弥兵衛　孫八郎　彦七　忠七　庄兵衛　又三郎　又次郎　彦太郎　粥柱　喜兵衛　享保十四酉年　正月十二日』


北村心経恵之事　九兵衛　庄三郎　彦三郎　甚蔵　孫八郎　彦七　忠七　又次郎　又三郎　彦太郎　喜兵衛　庄兵衛　カイハシラ　次郎兵衛　享保十五庚戌年　正月十二日

『北村心経会之事　九兵衛　庄三郎　彦三郎　甚蔵　孫八郎　彦七　忠七　又次郎　又三郎　彦太郎　喜兵衛　庄兵衛　粥柱　次郎兵衛　享保十五庚戌年　正月十二日』


北村心経会之事　九兵衛　庄三郎　彦三郎　太右衛門　孫八郎　彦七　忠七　又次郎　又三郎　庄兵衛　喜兵衛　次郎兵衛　粥柱　彦太郎　享保十六亥年　正月十二日　

『北村心経会之事　九兵衛　庄三郎　彦三郎　太右衛門　孫八郎　彦七　忠七　又次郎　又三郎　庄兵衛　喜兵衛　次郎兵衛　粥柱　彦太郎　享保十六亥年　正月十二日』
（粥柱と初めて漢字表記）


北村心経会之事　九兵衛　庄三郎　彦三郎　彦七　孫八郎　又次郎　忠七　庄兵衛　又三郎　次郎兵衛　喜兵衛　彦太郎　粥柱　太右衛門　享保十七子年　正月十二日

『北村心経会之事　九兵衛　庄三郎　彦三郎　彦七　孫八郎　又次郎　忠七　庄兵衛　又三郎　次郎兵衛　喜兵衛　彦太郎　粥柱　太右衛門　享保十七子年　正月十二日』


北村志んきやうゑの事　九兵衛　庄三郎　彦三郎　彦七　利兵衛　又次郎　又三郎　庄兵衛　喜兵衛　次郎兵衛　彦太郎　カイハシラ　孫八郎　享保十八丑年　正月十二

『北村心経会之事　九兵衛　庄三郎　彦三郎　彦七　利兵衛　又次郎　又三郎　庄兵衛　喜兵衛　次郎兵衛　彦太郎　粥柱　孫八郎　享保十八丑年　正月十二日』


北村心経恵之事　九兵衛　彦七　彦三郎　又次郎　又三郎　庄兵衛　喜兵衛　次郎兵衛　庄三郎　彦太郎　太右衛門　孫八郎　カイハシラ　利兵衛　享保十九寅年　正月十二日　

『北村心経会之事　九兵衛　彦七　彦三郎　又次郎　又三郎　庄兵衛　喜兵衛　次郎兵衛　庄三郎　彦太郎　太右衛門　孫八郎　粥柱　利兵衛　享保十九寅年　正月十二日』


北村心経会之事　九兵衛　彦七　彦三郎　又次郎　又三郎　庄兵衛　喜兵衛　次郎兵衛　利兵衛　彦太郎　甚蔵　孫八郎　カイハシラ　庄三郎　不幸之義ニ付、半打合送ル 享保弐拾年　夘　正月十二日　 甚兵衛・夘ノ正月十二日ニ出ル 酉ノ正月営 三之助　夘ノ正月十二日ニ出ル　 酉ノ正月営

『北村心経会之事　九兵衛　彦七　彦三郎　又次郎　又三郎　庄兵衛　喜兵衛　次郎兵衛　利兵衛　彦太郎　甚蔵　孫八郎　粥柱　庄三郎　不幸之義ニ付、半打合送ル 享保弐拾年　夘　正月十二日　 甚兵衛・夘ノ正月十二日ニ出ル 酉ノ正月営 三之助　夘ノ正月十二日ニ出ル　 酉ノ正月営』


北村心経会之事　彦七　彦三郎　又次郎　又三郎　庄兵衛　喜兵衛　次郎兵衛　利兵衛　彦太郎　甚蔵　弥八郎　庄三郎　カイハシラ　九兵衛　享保弐十年夘正月十二日

『北村心経会之事　彦七　彦三郎　又次郎　又三郎　庄兵衛　喜兵衛　次郎兵衛　利兵衛　彦太郎　甚蔵　弥八郎　庄三郎　粥柱　九兵衛　享保弐十年夘正月十二日』
（半打ち合いの意味は不明だが、半旗と同じで弔意の表現だろう。粥柱が庄三郎から九兵衛に替わっている。但しこの後も庄三郎の名は記名されているので、 家族に不幸があったと思われる）


北村心経恵之事　彦七　彦三郎　又次郎　又三郎　庄兵衛　喜兵衛　次郎兵衛　利兵衛　彦太郎　甚蔵　弥八郎　庄三郎　甚兵衛　伝兵衛　カイハシラ　乾氏　 彦三郎倅新六　享保二十一年　辰正月十二日　

『北村心経会之事　彦七　彦三郎　又次郎　又三郎　庄兵衛　喜兵衛　次郎兵衛　利兵衛　彦太郎　甚蔵　弥八郎　庄三郎　甚兵衛　伝兵衛　粥柱　乾氏　 彦三郎倅新六　享保二十一年　辰正月十二日』
（乾氏と氏がこっそり記載されている。氏を名のることを身分差別によって、許されなかった証である）



正言講読解（正徳2年〜正徳6年・1712年〜1716年）

北村志んきやういの事　箕倉八左衛門　庄九郎　利兵衛　甚蔵　小四郎　九兵衛　彦三郎　甚内　又八郎　孫八郎　勘三郎　カイハシラ　又三郎　正徳弐年　辰ノ正月十二日

『北村心経会之事　箕倉八左衛門　庄九郎　利兵衛　甚蔵　小四郎　九兵衛　彦三郎　甚内　又八郎　孫八郎　勘三郎　粥柱　又三郎　正徳弐年　辰ノ正月十二日』


北村志んきやういの事　箕倉八左衛門　庄九郎　利兵衛　甚蔵　小四郎　九兵衛　彦三郎　又八郎　勘三郎　弥兵衛　又三郎　カイハシラ　午之助　正徳三年　巳ノ正月十二日

『北村心経会之事　箕倉八左衛門　庄九郎　利兵衛　甚蔵　小四郎　九兵衛　彦三郎　又八郎　勘三郎　弥兵衛　又三郎　粥柱　午之助　正徳三年　巳ノ正月十二日』


北村志んきやういの事　箕倉八左衛門　又八郎　利兵衛　弥兵衛　彦三郎　午之助　甚蔵　又三郎　勘三郎　小四郎　九兵衛　カイハシラ　庄九郎　正徳四年　午ノ正月十二日

『北村心経会之事　箕倉八左衛門　又八郎　利兵衛　弥兵衛　彦三郎　午之助　甚蔵　又三郎　勘三郎　小四郎　九兵衛　粥柱　庄九郎　正徳四年　午ノ正月十二日』


北村志んきやういの事　箕倉八左衛門　又八郎　利兵衛　庄九郎　彦三郎　午之助　甚蔵　又三郎　勘三郎　小四郎　九兵衛　孫八郎　カイハシラ　次郎兵衛　正徳五乙未年　正月十二日

『北村心経会之事　箕倉八左衛門　又八郎　利兵衛　庄九郎　彦三郎　午之助　甚蔵　又三郎　勘三郎　小四郎　九兵衛　孫八郎　粥柱　次郎兵衛　正徳五乙未年　正月十二日』


北村志んきやういの事　箕倉八左衛門　利兵衛　又三郎　彦三郎　小四郎　甚蔵　重兵衛　勘三郎　次郎兵衛　九兵衛　茂兵衛　午之助　庄九郎　孫八郎　カイハシラ　又八郎　 正徳六年　申ノ正月十二日　

『北村心経会之事　箕倉八左衛門　利兵衛　又三郎　彦三郎　小四郎　甚蔵　重兵衛　勘三郎　次郎兵衛　九兵衛　茂兵衛　午之助　庄九郎　孫八郎　粥柱　又八郎　正徳六年　申ノ正月十二日』



正言講読解（宝永2年〜宝永8年・1705年〜1711年）

北村志んきいの事　箕倉八左衛門　孫八郎　小四郎　利兵衛　九兵衛　彦三郎　勘三郎　又三郎　加左衛門　清太郎　庄九郎　又八郎　カイハシラ　甚四郎　宝永弐年　酉正月十二日　

『北村心経会之事　箕倉八左衛門　孫八郎　小四郎　利兵衛　九兵衛　彦三郎　勘三郎　又三郎　加左衛門　清太郎　庄九郎　又八郎　粥柱　甚四郎　宝永弐年　酉正月十二日』
（東大寺大仏殿が1567年に松永久秀に焼かれて以来約130年ぶりに再建）


北村志んきやういの事　箕倉八左衛門　加左衛門　利兵衛　甚次郎　庄九郎　又八郎　彦三郎　勘三郎　九兵衛　小四郎　甚内　又三郎　カイハシラ　孫八郎　宝永三年　戌正月十二日　

『北村心経会之事　箕倉八左衛門　加左衛門　利兵衛　甚次郎　庄九郎　又八郎　彦三郎　勘三郎　九兵衛　小四郎　甚内　又三郎　粥柱　孫八郎　宝永三年　戌正月十二日』


北村志んきやういの事　箕倉八左衛門　加左衛門　甚蔵　庄九郎　又八郎　彦三郎　小四郎　勘三郎　九兵衛　又三郎　甚内　孫八郎　カイハシラ　正之介　宝永四年　亥ノ正月十二日　

『北村心経会之事　箕倉八左衛門　加左衛門　甚蔵　庄九郎　又八郎　彦三郎　小四郎　勘三郎　九兵衛　又三郎　甚内　孫八郎　粥柱　正之介　宝永四年　亥ノ正月十二日』


北村志んきやういの事　箕倉八左衛門　加左衛門　甚蔵　庄九郎　又八郎　彦三郎　小四郎　政之助　九兵衛　孫八郎　甚内　カイハシラ　勘三郎　宝永五年　子ノ正月十二日

『北村心経会の事　箕倉八左衛門　加左衛門　甚蔵　庄九郎　又八郎　彦三郎　小四郎　政之助　九兵衛　孫八郎　甚内　粥柱　勘三郎　宝永五年　子ノ正月十二日』


北村志んきやういの事　箕倉八左衛門　加左衛門　甚蔵　庄九郎　又八郎　彦三郎　小四郎　○九兵衛　孫八郎　甚内　又三郎　勘三郎　カイハシラ　九兵衛　宝永六年　丑ノ正月十二日

『北村心経会之事　箕倉八左衛門　加左衛門　甚蔵　庄九郎　又八郎　彦三郎　小四郎　○九兵衛　孫八郎　甚内　又三郎　勘三郎　粥柱　九兵衛　宝永六年　丑ノ正月十二日』
（粥柱の同名記名が2か所○印ある。2月16日、徳川綱吉の法要会で、柳本藩主織田秀親が寛永寺奥書院で刺殺される）


北村志んきやういの事　箕倉八左衛門　加左衛門　甚蔵　庄九郎　又八郎　○彦三郎　小四郎　九兵衛　孫八郎　甚内　又三郎　勘三郎　利兵衛　カイハシラ　彦三郎　宝永七年　 トラノ正月十二日　

『北村心経会之事　箕倉八左衛門　加左衛門　甚蔵　庄九郎　又八郎　○彦三郎　小四郎　九兵衛　孫八郎　甚内　又三郎　勘三郎　利兵衛　粥柱　彦三郎　宝永七年　寅ノ正月十二日』


北村志んきやういの事　箕倉八左衛門　加左衛門　甚蔵　庄九郎　小四郎　九兵衛　又八郎　彦三郎　孫八郎　甚内　又三郎　勘三郎　 利兵衛　カイハシラ　小四郎　宝永八年　夘ノ正月十二日

『北村心経会之事　箕倉八左衛門　加左衛門　甚蔵　庄九郎　小四郎　九兵衛　又八郎　彦三郎　孫八郎　甚内　又三郎　勘三郎　利兵衛　粥柱　小四郎　宝永八年　夘ノ正月十二日』
（○印は無いが、小四郎が2回記名されている）



正言講読解（元禄2年〜元禄17年・1689年〜1704年）

元禄二年　巳ノ正月十一日　北村志んきやういのこと　八左衛門　伊兵衛　清四郎　庄九郎　彦作　茂兵衛　孫兵衛　小兵衛　小四郎　 孫八郎　九兵衛　甚二郎　勘三郎　カイハシラ　作右衛門

『元禄二年　巳ノ正月十一日　北村心経会之事　八左衛門　伊兵衛　清四郎　庄九郎　彦作　茂兵衛　孫兵衛　小兵衛　小四郎　孫八郎　 九兵衛　甚二郎　勘三郎　粥柱　作右衛門』


元禄三年　午ノ正月十二日　北村志んきやういの事　八左衛門　猪兵衛　清四郎　庄九郎　彦作　茂兵衛　孫兵衛　小兵衛　小四郎　作右衛門　九兵衛　甚二郎　勘三郎　喜三郎　 カイハシラ　孫八郎　

『元禄三年　午ノ正月十二日　北村心経会之事　八左衛門　猪兵衛　清四郎　庄九郎　彦作　茂兵衛　孫兵衛　小兵衛　小四郎　作右衛門　九兵衛　甚二郎　勘三郎　喜三郎　粥柱　孫八郎』


元禄四年　未ノ正月十二日　北村志んきやういのこ事　八左衛門　清四郎　庄九郎　彦作　小兵衛　孫兵衛　孫八郎　小四郎　甚二郎　九兵衛　彦三郎　作右衛門　二郎右衛門　 カイハシラ　理兵衛

『元禄四年　未ノ正月十二日　北村心経会之事　八左衛門　清四郎　庄九郎　彦作　小兵衛　孫兵衛　孫八郎　小四郎　甚二郎　九兵衛　彦三郎　作右衛門　二郎右衛門　粥柱　理兵衛』


元禄五年　申ノ正月十二日　北村志んきやういの事　八左衛門　理兵衛　彦作　庄九郎　孫兵衛　小兵衛　作右衛門　孫八郎　彦三郎　清四郎　茂兵衛　二郎兵衛　甚四郎　甚二郎　小四郎　 二郎右衛門　加左衛門　カイハシラ　勘三郎　

『元禄五年　申ノ正月十二日　北村心経会之事　八左衛門　理兵衛　彦作　庄九郎　孫兵衛　小兵衛　作右衛門　孫八郎　彦三郎　清四郎　茂兵衛　二郎兵衛　甚四郎　甚二郎　小四郎　 二郎右衛門　加左衛門　粥柱　勘三郎』


元禄六年　酉ノ正月十二日　北村志んきやういの事　八左衛門　理兵衛　彦作　庄九郎　孫兵衛　小兵衛　作右衛門　孫八郎　彦三郎　清四郎　甚四郎　二郎兵衛　小四郎　甚二郎　加左衛門　 二郎右衛門　カイハシラ　茂兵衛

『元禄六年　酉ノ正月十二日　北村心経会之事　八左衛門　理兵衛　彦作　庄九郎　孫兵衛　小兵衛　作右衛門　孫八郎　彦三郎　清四郎　甚四郎　二郎兵衛　小四郎　甚二郎　加左衛門　 二郎右衛門　粥柱　茂兵衛』


元禄七年　戌正月十二日　北村志んきやういのこと　ミのくら八左衛門　勘三郎　彦作　茂兵衛　清四郎　二郎右衛門　小兵衛　利兵衛　加左衛門　彦三郎　甚二郎　孫八郎　孫兵衛　作右衛門　 小四郎　甚四郎　カ井ハシラ　二郎兵衛

『元禄七年　戌正月十二日　北村心経会之事　箕倉八左衛門　勘三郎　彦作　茂兵衛　清四郎　二郎右衛門　小兵衛　利兵衛　加左衛門　彦三郎　甚二郎　孫八郎　孫兵衛　作右衛門　小四郎　 甚四郎　粥柱　二郎兵衛』


元禄八年　亥正月十二日　北村志んきやういの事　ミのくら八左衛門　勘三郎　彦作　茂兵衛　清四郎　二郎右衛門　加左衛門　利兵衛　甚二郎　喜三郎　孫兵衛　孫八郎　小四郎　作右衛門　 甚四郎　庄九郎　二郎兵衛　カ井ハシラ　小兵衛　

『元禄八年　亥正月十二日　北村心経会之事　箕倉八左衛門　勘三郎　彦作　茂兵衛　清四郎　二郎右衛門　加左衛門　利兵衛　甚二郎　喜三郎　孫兵衛　孫八郎　小四郎　作右衛門　甚四郎　 庄九郎　二郎兵衛　粥柱　小兵衛』


元禄九年　子正月十二日　北村志んきやういの事　ミのくら八左衛門　次郎右衛門　彦作　理兵衛　清四郎　庄九郎　加左衛門　勘三郎　甚次郎　孫兵衛　小四郎　小兵衛　甚四郎　九兵衛　 カイハシラ　彦三郎　

『元禄九年　子正月十二日　北村心経会之事　箕倉八左衛門　次郎右衛門　彦作　理兵衛　清四郎　庄九郎　加左衛門　勘三郎　甚次郎　孫兵衛　小四郎　小兵衛　甚四郎　九兵衛　粥柱　彦三郎』


元禄拾年　丑ノ正月十二日　北村志んきういの事　ミのくら八左衛門　理兵衛　彦作　庄九郎　清四郎　勘三郎　加左衛門　孫兵衛　小四郎　小兵衛　甚四郎　作右衛門　孫八郎　九兵衛　 彦三郎　カイハシラ　次郎右衛門

『元禄拾年　丑ノ正月十二日　北村心経会之事　箕倉八左衛門　理兵衛　彦作　庄九郎　清四郎　勘三郎　加左衛門　孫兵衛　小四郎　小兵衛　甚四郎　作右衛門　孫八郎　九兵衛　彦三郎　 粥柱　次郎右衛門』


（元）
元禄拾壱年　とら　正月十二日　北村志んきやういの事　箕倉八左衛門　利兵衛　忠兵衛　庄九郎　清四郎　孫八郎　又三郎　加左衛門　甚四郎　作右衛門　九兵衛　彦三郎　次郎右衛門　 勘三郎　カイハシラ　小四郎　

『元禄拾壱年　寅　正月十二日　北村心経会之事　箕倉八左衛門　利兵衛　忠兵衛　庄九郎　清四郎　孫八郎　又三郎　加左衛門　甚四郎　作右衛門　九兵衛　彦三郎　次郎右衛門　勘三郎　 粥柱　小四郎』


元禄十弐年　夘正月十二日　北村志んきやういの事　箕倉八左衛門　利兵衛　勘三郎　甚四郎　孫八郎　彦三郎　二郎右衛門　庄九郎　小四郎　作右衛門　加左衛門　忠兵衛　九兵衛　 カイハシラ　又三郎　

『元禄十弐年　夘正月十二日　北村心経会之事　箕倉八左衛門　利兵衛　勘三郎　甚四郎　孫八郎　彦三郎　二郎右衛門　庄九郎　小四郎　作右衛門　加左衛門　忠兵衛　九兵衛　粥柱　又三郎』


元禄十三年　辰ノ正月十二日　北村志んきやういの事　箕倉八左衛門　利兵衛　勘三郎　甚四郎　孫八郎　彦三郎　二郎右衛門　庄九郎　小四郎　作右衛門　又三郎　忠兵衛　清太郎　九兵衛　 カイハシラ　加左衛門

『元禄十三年　辰ノ正月十二日　北村心経会之事　箕倉八左衛門　利兵衛　勘三郎　甚四郎　孫八郎　彦三郎　二郎右衛門　庄九郎　小四郎　作右衛門　又三郎　忠兵衛　清太郎　九兵衛　粥柱　 加左衛門』


元禄十四年　巳正月十二日　北村志んきやういの事　箕倉八左衛門　勘三郎　利兵衛　孫八郎　庄九郎　二郎右衛門　甚四郎　小四郎　彦三郎　又三郎　作右衛門　 清太郎　九兵衛　加左衛門　カイハシラ　忠兵衛

『元禄十四年　巳正月十二日　北村心経会之事　箕倉八左衛門　勘三郎　利兵衛　孫八郎　庄九郎　二郎右衛門　甚四郎　小四郎　彦三郎　又三郎　作右衛門　 清太郎　九兵衛　加左衛門　粥柱　忠兵衛』


箕倉八左衛門　勘三郎　庄九郎　孫八郎　彦三郎　小四郎　作右衛門　又三郎　加左衛門　忠兵衛　理兵衛　九兵衛　甚四郎　カイハシラ　清太郎　元禄十五年　午ノ正月十二日　 北村志んきやういの事

『箕倉八左衛門　勘三郎　庄九郎　孫八郎　彦三郎　小四郎　作右衛門　又三郎　加左衛門　忠兵衛　理兵衛　九兵衛　甚四郎　粥柱　清太郎　元禄十五年　午ノ正月十二日　北村心経会之事』


北村志んきやういの事　箕倉八左衛門　孫八郎　作右衛門　小四郎　加左衛門　又三郎　利兵衛　忠兵衛　甚四郎　九兵衛　勘三郎　又八郎　清太郎　彦三郎　カイハシラ　庄九郎　 元禄十六年　未ノ正月十二日　カイハシラ　作右衛門

『北村心経会之事　箕倉八左衛門　孫八郎　作右衛門　小四郎　加左衛門　又三郎　利兵衛　忠兵衛　甚四郎　九兵衛　勘三郎　又八郎　清太郎　彦三郎　粥柱　庄九郎　元禄十六年　 未ノ正月十二日　粥柱　作右衛門』
（粥柱「庄九郎」と「作右衛門」の2記名の意味が今となってはわからない。前後年にもその名が存在するので、尚更である）


北村志んきやういの事　箕倉八左衛門　孫八郎　作右衛門　小四郎　利兵衛　忠兵衛　甚四郎　九兵衛　勘三郎　彦三郎　又三郎　加左衛門　清太郎　庄九郎　カイハシラ　又八郎　 元禄十七年　サルノ正月十二日

『北村心経会之事　箕倉八左衛門　孫八郎　作右衛門　小四郎　利兵衛　忠兵衛　甚四郎　九兵衛　勘三郎　彦三郎　又三郎　加左衛門　清太郎　庄九郎　粥柱　又八郎　 元禄十七年　申ノ正月十二日』



正言講読解（天和2年〜貞享5年・1682年〜1688年）

天和弐年　北村志んきやういの事　八左衛門　猪兵衛　喜兵衛　彦作　茂兵衛　九兵衛　久三郎　加左衛門　小兵衛　彦三郎　孫八郎　甚二郎　小四郎　カイハシラ　孫兵衛　戌ノ正月十二日

『天和弐年　北村心経会之事　八左衛門　猪兵衛　喜兵衛　彦作　茂兵衛　九兵衛　久三郎　加左衛門　小兵衛　彦三郎　孫八郎　甚二郎　小四郎　粥柱　孫兵衛　戌ノ正月十二日』


天和三年　北村志んきやういの事　八左衛門　猪兵衛　喜兵衛　彦作　茂兵衛　九兵衛　久三郎　彦三郎　小兵衛　甚二郎　孫八郎　小四郎　孫兵衛　カイハシラ　加左衛門　亥ノ正月十二日　

『天和三年　北村心経会之事　八左衛門　猪兵衛　喜兵衛　彦作　茂兵衛　九兵衛　久三郎　彦三郎　小兵衛　甚二郎　孫八郎　小四郎　孫兵衛　粥柱　加左衛門　亥ノ正月十二日』


天和四年　北村志んきやういの事　八左衛門　猪兵衛　喜兵衛　彦作　茂兵衛　九兵衛　小兵衛　彦三郎　孫八郎　甚二郎　孫兵衛　小四郎　加左衛門　カイハシラ　清四郎　子ノ正月十二日　

『天和四年　北村心経会之事　八左衛門　猪兵衛　喜兵衛　彦作　茂兵衛　九兵衛　小兵衛　彦三郎　孫八郎　甚二郎　孫兵衛　小四郎　加左衛門　粥柱　清四郎　子ノ正月十二日』


貞享弐年　北村志んきやういの事　八左衛門　猪兵衛　久三郎　喜兵衛　九兵衛　茂兵衛　小兵衛　彦三郎　孫八郎　甚二郎　孫兵衛　小四郎　加左衛門　勘三郎　彦五郎　カイハシラ　 孫太郎　丑ノ正月十二日

『貞享弐年　北村心経会之事　八左衛門　猪兵衛　久三郎　喜兵衛　九兵衛　茂兵衛　小兵衛　彦三郎　孫八郎　甚二郎　孫兵衛　小四郎　加左衛門　勘三郎　彦五郎　粥柱　孫太郎　 丑ノ正月十二日』


貞享三年　北村志ん行いのこと　八左衛門　猪兵衛　久三郎　喜兵衛　九兵衛　茂兵衛　彦三郎　彦作　小兵衛　小四郎　孫八郎　甚二郎　孫兵衛　カイハシラ　彦五郎　寅ノ正月十二日　

『貞享三年　北村心経会之事　八左衛門　猪兵衛　久三郎　喜兵衛　九兵衛　茂兵衛　彦三郎　彦作　小兵衛　小四郎　孫八郎　甚二郎　孫兵衛　粥柱　彦五郎　寅ノ正月十二日』


貞享四年　北村志んきやういの事　八左衛門　猪兵衛　久三郎　九兵衛　彦三郎　茂兵衛　彦作　小兵衛　孫兵衛　孫八郎　小四郎　甚二郎　作右衛門　彦五郎　カイハシラ　庄九郎　 夘ノ正月十二日

『貞享四年　北村心経会之事　八左衛門　猪兵衛　久三郎　九兵衛　彦三郎　茂兵衛　彦作　小兵衛　孫兵衛　孫八郎　小四郎　甚二郎　作右衛門　彦五郎　粥柱　庄九郎　夘ノ正月十二日』


貞享五年　北村志んきやういの事　八左衛門　伊兵衛　彦三郎　庄九郎　久三郎　茂兵衛　彦作　小兵衛　孫兵衛　孫八郎　小四郎　甚二郎　作右衛門　彦五郎　カイハシラ　九兵衛　 辰ノ正月十二日

『貞享五年　北村心経会之事　八左衛門　伊兵衛　彦三郎　庄九郎　久三郎　茂兵衛　彦作　小兵衛　孫兵衛　孫八郎　小四郎　甚二郎　作右衛門　彦五郎　粥柱　九兵衛　辰ノ正月十二日』



正言講読解（延宝2年〜延宝9年・1674年〜1681年）

延宝弐歳　北村志んきやうゑノ事　八左衛門　彦三　猪兵衛　庄三郎　小左衛門　久三郎　孫一郎　孫兵衛　五郎右衛門　八兵衛　喜兵衛　加左衛門　九兵衛　宗介　七兵衛　寅ノ正月十二日　 カ井ハシラ　孫八郎

『延宝二年　北村心経会之事　八左衛門　彦三　猪兵衛　庄三郎　小左衛門　久三郎　孫一郎　孫兵衛　五郎右衛門　八兵衛　喜兵衛　加左衛門　九兵衛　宗介　七兵衛　寅ノ正月十二日　粥柱　 孫八郎』


延宝三年　北村志んきや之事　カイハシラ　猪兵衛　八左衛門　庄三郎　彦宗　小左衛門　喜兵衛　彦作　九兵衛　久三郎　 五郎右衛門　孫兵衛　加左衛門　八兵衛　七兵衛　宗介　孫八郎　夘ノ正月十二日

『延宝三年　北村心経之事　粥柱　猪兵衛　八左衛門　庄三郎　彦宗　小左衛門　喜兵衛　彦作　九兵衛　久三郎　五郎右衛門　孫兵衛　 加左衛門　八兵衛　七兵衛　宗介　孫八郎　夘ノ正月十二日』


延宝四年　北村志んきやうの事　八左衛門　猪兵衛　彦三　小左衛門　喜兵衛　彦作　九兵衛　久三郎　五郎右衛門　孫兵衛　加左衛門　 与八郎　孫八郎　七兵衛　辰ノ正月十二日　カイハシラ　庄三郎　

『延宝四年　北村心経之事　八左衛門　猪兵衛　彦三　小左衛門　喜兵衛　彦作　九兵衛　久三郎　五郎右衛門　孫兵衛　加左衛門　 与八郎　孫八郎　七兵衛　辰ノ正月十二日　粥柱　庄三郎』


延宝五年　北村志んきやうの事　八左衛門　猪兵衛　彦三　喜兵衛　彦作　庄三郎　九兵衛　久三郎　五郎右衛門　孫兵衛　加左衛門　八兵衛　孫八郎　七兵衛　巳ノ正月十二日　 カ井ハシラ　小兵衛

『延宝五年　北村心経之事　八左衛門　猪兵衛　彦三　喜兵衛　彦作　庄三郎　九兵衛　久三郎　五郎右衛門　孫兵衛　加左衛門　八兵衛　孫八郎　七兵衛　巳ノ正月十二日　粥柱　小兵衛』


延宝六年　北村志んきやうの事　八左衛門　猪兵衛　彦三　喜兵衛　彦作　庄三郎　九兵衛　久三郎　五郎右衛門　孫兵衛　加左衛門　八兵衛　 小左衛門　・兵衛　午ノ正月十二日　カ井ハシラ　五郎右衛門

『延宝六年　北村心経之事　八左衛門　猪兵衛　彦三　喜兵衛　彦作　庄三郎　九兵衛　久三郎　五郎右衛門　孫兵衛　加左衛門　八兵衛　 小左衛門　・兵衛　午ノ正月十二日　粥柱　五郎右衛門』


延宝七年　北村志んきやうの事　八左衛門　猪兵衛　喜兵衛　彦作　庄三郎　九兵衛　久三郎　五郎右衛門　孫兵衛　加左衛門　八兵衛　小兵衛　孫八郎　七兵衛　小左衛門　孫右衛門　 カ井ハシラ　彦三郎　

『延宝七年　北村心経之事　八左衛門　猪兵衛　喜兵衛　彦作　庄三郎　九兵衛　久三郎　五郎右衛門　孫兵衛　加左衛門　八兵衛　小兵衛　孫八郎　七兵衛　小左衛門　孫右衛門　粥柱　彦三郎』


延宝八年　北村志んきやうの事　八左衛門　猪兵衛　喜兵衛　彦作　庄三郎　九兵衛　久三郎　五郎右衛門　孫兵衛　加左衛門　小兵衛　七兵衛　孫八郎　小左衛門　孫左衛門　彦三郎　 カ井ハシラ　甚二郎　かのへ申　正月十二日

『延宝八年　北村心経之事　八左衛門　猪兵衛　喜兵衛　彦作　庄三郎　九兵衛　久三郎　五郎右衛門　孫兵衛　加左衛門　小兵衛　七兵衛　孫八郎　小左衛門　孫左衛門　彦三郎　粥柱　甚二郎　 庚申　正月十二日』


エンホ九年　北村志んキヤウノコト　八左衛門　イヒヤウヘ　キヤウヘ　ヒコサウ　庄三郎　九兵衛　久三郎　孫兵衛　加左衛門　 小兵衛　孫八郎　小四郎　ヒコ三郎　チン二郎　カ井ハシラ　 五郎右衛門　カノトノトリ　正月十二日　

『延宝九年　北村心経之事　八左衛門　猪兵衛　喜兵衛　彦作　庄三郎　九兵衛　久三郎　孫兵衛　加左衛門　小兵衛　孫八郎　小四郎　彦三郎　甚二郎　粥柱　五郎右衛門　辛ノ酉　正月十二日』


延宝九年　北村志んきやういのこと　八左衛門　猪兵衛　喜兵衛　彦作　庄三郎　九兵衛　久三郎　孫兵衛　加左衛門　小兵衛　彦三郎　孫八郎　甚二郎　カイハシラ　小四郎　酉ノ正月十二日

『延宝九年　北村心経会之事　八左衛門　猪兵衛　喜兵衛　彦作　庄三郎　九兵衛　久三郎　孫兵衛　加左衛門　小兵衛　彦三郎　孫八郎　甚二郎　粥柱　小四郎　酉ノ正月十二日』
（五郎右衛門が粥柱を務める直前に亡くなったのだろう。同年同日付けで小四郎も粥柱を務め、記名が２回ある）



父が逝った

　満85歳　4月が来れば86歳の2月13日午前9時47分と診断書にある。受け入れ難い、晩年の認知症による父の姿・行動。認知症が死んだとしか思えない。



正言講読解（寛文2年〜寛文13年・1662年〜1673年）

寛文弐年　北村志んきやうゑ之事　ミノクラ八左衛門　理兵衛　小左衛門　清三郎　庄三郎　彦三　孫一郎　孫兵衛　久三郎　九兵衛　八兵衛　七兵衛　庄二郎　喜兵衛　与十郎　 カ井ハシラ　作右衛門　寅ノ正月十二日

『寛文二年　北村心経会之事　箕倉八左衛門　理兵衛　小左衛門　清三郎　庄三郎　彦三　孫一郎　孫兵衛　久三郎　九兵衛　八兵衛　七兵衛　庄二郎　喜兵衛　与十郎　粥柱　 作右衛門　寅ノ正月十二日』
（箕倉氏復活）


北村志んきやゑ之事　寛文三年　ミノクラ八左衛門　小左衛門　理兵衛　庄三郎　彦三　孫一郎　孫兵衛　久三郎　九兵衛　八兵衛　七兵衛　庄二郎　喜兵衛　作右衛門　カ井ハシラ　 与十郎　夘正月十二日

『北村心経会之事　寛文三年　箕倉八左衛門　小左衛門　理兵衛　庄三郎　彦三　孫一郎　孫兵衛　久三郎　九兵衛　八兵衛　七兵衛　庄二郎　喜兵衛　作右衛門　粥柱　与十郎　夘正月十二日』


八左衛門　小左衛門　理兵衛　彦宗　孫一郎　孫兵衛　久三郎　九兵衛　八兵衛　七兵衛　庄二郎　喜兵衛　与十郎　作右衛門　宗十郎　カ井ハシラ　庄三郎　北村志んきや　寛文四年　 タツノ正月十二日

『八左衛門　小左衛門　理兵衛　彦宗　孫一郎　孫兵衛　久三郎　九兵衛　八兵衛　七兵衛　庄二郎　喜兵衛　与十郎　作右衛門　宗十郎　粥柱　庄三郎　北村心経　寛文四年　辰ノ正月十二日』


寛文五年　北村志んきやうゑのこと　ミノクラ八左衛門　小左衛門　彦三　庄三郎　孫一郎　久三郎　孫兵衛　九兵衛　八兵衛　七兵衛　庄二郎　喜兵衛　宗十郎　与十郎　 カ井ハシラ　猪兵衛　巳ノ正月十二日　

『寛文五年　北村心経会之事　箕倉八左衛門　小左衛門　彦三　庄三郎　孫一郎　久三郎　孫兵衛　九兵衛　八兵衛　七兵衛　庄二郎　喜兵衛　宗十郎　与十郎　粥柱　猪兵衛　巳ノ正月十二日』


寛文六年　北村志んきやうゑ之事　ミノクラ八左衛門　彦三　孫一郎　庄三郎　久三郎　孫兵衛　九兵衛　八兵衛　七兵衛　庄二郎　喜兵衛　理兵衛　作右衛門　カ井ハシラ　 小左衛門　午正月十二日　

『寛文六年　北村心経会之事　箕倉八左衛門　彦三　孫一郎　庄三郎　久三郎　孫兵衛　九兵衛　八兵衛　七兵衛　庄二郎　喜兵衛　理兵衛　作右衛門　粥柱　小左衛門　午正月十二日』　


寛文七年　北村志んきやうゑ之事　ミノクラ八左衛門　孫一郎　庄三郎　久三郎　孫兵衛　九兵衛　八兵衛　七兵衛　庄二郎　喜兵衛　理兵衛　与十郎　小左衛門　カ井ハシラ　彦三　 未正月十二日

『寛文七年　北村心経会之事　箕倉八左衛門　孫一郎　庄三郎　久三郎　孫兵衛　九兵衛　八兵衛　七兵衛　庄二郎　喜兵衛　理兵衛　与十郎　小左衛門　粥柱　彦三　未正月十二日


寛文八年　北村志んきやうゑ之事　ミノクラ八左衛門　孫一郎　庄三郎　久三郎　孫兵衛　九兵衛　七兵衛　庄二郎　喜兵衛　理兵衛　与十郎　小左衛門　彦三　 カ井ハシラ　福松　申正月十二日

『寛文八年　北村心経会之事　箕倉八左衛門　孫一郎　庄三郎　久三郎　孫兵衛　九兵衛　七兵衛　庄二郎　喜兵衛　理兵衛　与十郎　小左衛門　彦三　 粥柱　福松　申正月十二日』


北村志んきやうゑ之事　ミノクラ八左衛門　庄三郎　九兵衛　七兵衛　喜兵衛　理兵衛　与十郎　小左衛門　彦三　カ井ハシラ　孫兵衛　 サルノ七月吉日

『北村心経会之事　箕倉八左衛門　庄三郎　九兵衛　七兵衛　喜兵衛　理兵衛　与十郎　小左衛門　彦三　粥柱　孫兵衛　申ノ七月吉日』
（この年理由は不明だが、7月にも営まれたようだ。但し、孫一郎・久三郎・庄二郎・福松の4名の名がない）


寛文九年　北村志んきやうゑ之事　ミノクラ八左衛門　孫一郎　庄三郎　久三郎　孫兵衛　九兵衛　七兵衛　庄二郎　喜兵衛　理兵衛　与十郎　小左衛門　彦三　八兵衛　彦助　 カ井ハシラ　カメマツ　トリ正月十二日　

『寛文九年　北村心経会之事　箕倉八左衛門　孫一郎　庄三郎　久三郎　孫兵衛　九兵衛　七兵衛　庄二郎　喜兵衛　理兵衛　与十郎　小左衛門　彦三　八兵衛　彦助　粥柱　亀松　 酉正月十二日』


寛文拾年　北村志んきやうゑ之事　ミノクラ八左衛門　孫一郎　庄三郎　久三郎　九兵衛　七兵衛　猪兵衛　小左衛門　与兵衛　八兵衛　彦三　宗助　亀松　カ井ハシラ　庄二郎　戌正月十二日　

『寛文十年　北村心経会之事　箕倉八左衛門　孫一郎　庄三郎　久三郎　九兵衛　七兵衛　猪兵衛　小左衛門　与兵衛　八兵衛　彦三　宗助　亀松　粥柱　庄二郎　戌正月十二日』　


寛文拾年　北村志んきやうゑの事　ミノクラ八左衛門　孫一郎　庄三郎　七兵衛　九兵衛　小左衛門　猪兵衛　八兵衛　与兵衛　彦宗　亀松　宗助　助三郎　カイハシラ　久三郎　戌ノ正月十二日

『寛文十年　北村心経会之事　箕倉八左衛門　孫一郎　庄三郎　七兵衛　九兵衛　小左衛門　猪兵衛　八兵衛　与兵衛　彦宗　亀松　宗助　助三郎　粥柱　久三郎　戌ノ正月十二日』
（同じ正月12日に粥柱「庄二郎」「久三郎」と記帳上では2回営んでいる。この後庄二郎の名が無いので、心経会直前に他界したと想像される）


寛文拾壱年　北村志んきやうゑの事　ミノクラ八左衛門　彦宗　猪兵衛　庄三郎　小左衛門　久三郎　喜兵衛　孫兵衛　九兵衛　与兵衛　亀松　七兵衛　助三郎　亀之助　宗助　 カイハシラ　彦作　亥ノ正月十二日　

『寛文十一年　北村心経会之事　箕倉八左衛門　彦宗　猪兵衛　庄三郎　小左衛門　久三郎　喜兵衛　孫兵衛　九兵衛　与兵衛　亀松　七兵衛　助三郎　亀之助　宗助　粥柱　彦作　 亥ノ正月十二日』　


寛文拾弐年　北村志んきやうゑ之事　八左衛門　彦宗　猪兵衛　庄三郎　小左衛門　久三郎　与兵衛　孫兵衛　亀松　七兵衛　彦作　亀之助　宗介　カイハシラ　喜兵衛　子ノ正月十二日　

『寛文十二年　北村心経会之事　八左衛門　彦宗　猪兵衛　庄三郎　小左衛門　久三郎　与兵衛　孫兵衛　亀松　七兵衛　彦作　亀之助　宗介　粥柱　喜兵衛　子ノ正月十二日』　


寛文拾三年　北村志んきやうゑノ事　八左衛門　彦三　猪兵衛　庄三郎　小左衛門　久三郎　与兵衛　孫兵衛　孫一郎　六左衛門　加左衛門　八兵衛　喜兵衛　宗介　七兵衛　 丑ノ正月十二日　カイハシラ　九兵衛

『寛文十三年　北村心経会之事　八左衛門　彦三　猪兵衛　庄三郎　小左衛門　久三郎　与兵衛　孫兵衛　孫一郎　六左衛門　加左衛門　八兵衛　喜兵衛　宗介　七兵衛　丑ノ正月十二日　 粥柱　九兵衛』



正言講読解（承応2年〜万治4年・1653年〜1661年）

承応弐年　北村志んきやゑ事　ミノクラ　喜兵衛　清三郎　里兵衛　六左衛門　久三郎　甚蔵　孫一郎　与兵衛　庄三郎　小左衛門　八兵衛　彦宗　七兵衛　忠助　カイハシラ　 庄二郎　巳ノ正月十二日

『承応弐年　北村心経会事　箕倉　喜兵衛　清三郎　里兵衛　六左衛門　久三郎　甚蔵　孫一郎　与兵衛　庄三郎　小左衛門　八兵衛　彦宗　七兵衛　忠助　粥柱　庄二郎　 巳ノ正月十二日』


承応三年　北村志んきやうゑ事　ミノクラ　喜兵衛　清三郎　理兵衛　甚蔵　久三郎　与兵衛　孫一郎　小左衛門　庄三郎　彦三　八兵衛　庄二郎　孫兵衛　カイハシラ　 六左衛門　午ノ正月十二日

『承応三年　北村心経会事　箕倉　喜兵衛　清三郎　理兵衛　甚蔵　久三郎　与兵衛　孫一郎　小左衛門　庄三郎　彦三　八兵衛　庄二郎　孫兵衛　粥柱　六左衛門　 午ノ正月十二日』


シヤウヲ四年　北村シンキヤウヘ之コト　キヒヤウへ　セ井三郎　チンサウ　リヒヤウへ　ヨヒヤウヘ　久三郎　小左衛門　マコ一郎　ヒコソ　庄三郎　庄二郎　八兵衛　 六左衛門　 カ井ハシラ　マコヒヤウへ　ヒツシノ正月十二日

『承応四年　北村心経会之事　喜兵衛　清三郎　甚蔵　理兵衛　与兵衛　久三郎　小左衛門　孫一郎　彦三　 庄三郎　庄二郎　八兵衛　六左衛門　粥柱　孫兵衛　未ノ正月十二日』
（この年から、しばらく箕倉氏の名が見えなくなる）


メ井レキ二子ン　北村シンキヤウエ　リヒヤウエ　チンサウ　キヒヤウエ　マコ一郎　六左衛門　八兵衛　久三郎　小左衛門　ヒコソ　シヤウ三郎　シヤウ二郎　 マコヒヤウエ　ヨヒヤウエ　カ井ハシラ　セ井三郎　サルノ正月十二日

『明暦二年　北村心経会　理兵衛　甚蔵　喜兵衛　孫一郎　六左衛門　八兵衛　久三郎　小左衛門　彦三　庄三郎　庄二郎　孫兵衛　与兵衛　粥柱　清三郎　申ノ正月十二日』


明暦三年　北村志んきよゑ之事　理兵衛　甚蔵　喜兵衛　孫一郎　六左衛門　清三郎　小左衛門　彦宗　庄三郎　庄二郎　孫兵衛　与兵衛　八兵衛　カイハシラ　二良吉　 酉ノ正月十二日

『明暦三年　北村心経会之事　理兵衛　甚蔵　喜兵衛　孫一郎　六左衛門　清三郎　小左衛門　彦宗　庄三郎　庄二郎　孫兵衛　与兵衛　八兵衛　粥柱　二良吉　酉ノ正月十二日』


明暦四年　北村志んきよゑの事　理兵衛　甚蔵　六左衛門　喜兵衛　清三郎　小左衛門　彦三　庄三郎　庄二郎　孫兵衛　与兵衛　八兵衛　久三郎　七兵衛　カイハシラ　 孫一郎　 戌ノ正月十二日

『明暦四年　北村心経会之事　理兵衛　甚蔵　六左衛門　喜兵衛　清三郎　小左衛門　彦三　庄三郎　庄二郎　孫兵衛　与兵衛　八兵衛　久三郎　七兵衛　粥柱　孫一郎　 戌ノ正月十二日』


万治二年　北村志んきやゑ之事　理兵衛　喜兵衛　清三郎　小左衛門　彦宗　庄三郎　庄二郎　孫一郎　与兵衛　孫兵衛　久三郎　八兵衛　七兵衛　カ井ハシラ　九兵衛　 亥ノ正月十二日

『万治二年　北村心経会之事　理兵衛　喜兵衛　清三郎　小左衛門　彦宗　庄三郎　庄二郎　孫一郎　与兵衛　孫兵衛　久三郎　八兵衛　七兵衛　粥柱　九兵衛　亥ノ正月十二日』


万治三年　北村志んきやうゑ之事　理兵衛　喜兵衛　清三郎　小左衛門　彦三　庄三郎　作右衛門　孫一郎　久三郎　孫兵衛　 八兵衛　九兵衛　 庄二郎　　カ井ハシラ　七兵衛　子ノ正月十二日

『万治三年　北村心経会之事　理兵衛　喜兵衛　清三郎　小左衛門　彦三　庄三郎　作右衛門　孫一郎　久三郎　孫兵衛　 八兵衛　九兵衛　庄二郎　粥柱　七兵衛　子ノ正月十二日』


万治四年　北村志んきやゑ之事　理兵衛　小左衛門　清三郎　庄三郎　彦三　孫一郎　作右衛門　孫兵衛　久三郎　 九兵衛　八兵衛　七兵衛　 庄二郎　カ井ハシラ　喜兵衛　ウシノ正月十二日　

『万治四年　北村心経会之事　理兵衛　小左衛門　清三郎　庄三郎　彦三　孫一郎　作右衛門　孫兵衛　久三郎　 九兵衛　八兵衛　七兵衛　庄二郎　粥柱　喜兵衛　丑ノ正月十二日』



正言講読解（正保3年〜慶安5年・1646年〜1652年）

正保三年　北村シンキヤウノコト　ミノクラ　西右近　北右近　清六　理兵衛　久三郎　甚蔵　庄三郎　孫一郎　五ノ助　彦三　カ井ハシラ　与兵衛　いぬノ正月十二日　

『正保三年　北村心経会之事　箕倉　西右近　北右近　清六　理兵衛　久三郎　甚蔵　庄三郎　孫一郎　五ノ助　彦三　粥柱　与兵衛　戌ノ正月十二日』


正保四年　ミノクラ　西右近 北右近　清六　理兵衛　久三郎　甚蔵　五ノ助　孫一郎　与兵衛　彦三　八兵衛　カ井ハシラ　・次　 亥ノ正月十二日

『正保四年　箕倉　西右近 北右近　清六　理兵衛　久三郎　甚蔵　五ノ助　孫一郎　与兵衛　彦三　八兵衛　粥柱　・次　 亥ノ正月十二日』


正保五年　ミノクラ　西右近　清三郎　清六　久三郎　甚蔵　五ノ介　孫一郎　与兵衛　彦宗　八兵衛　庄三郎　カイハシラ　九良兵衛　子ノ正月十二日

『正保五年　箕倉　西右近　清三郎　清六　久三郎　甚蔵　五ノ介　孫一郎　与兵衛　彦宗　八兵衛　庄三郎　粥柱　九良兵衛　子ノ正月十二日』
（五ノ助が五ノ介となっているが、同人だろう。明治に入ってもこのような書き違いは出てくる）


慶安二年　北村しんきやうゑ　ミノクラ　西右近　清三郎　清六　久三郎　理兵衛　甚蔵　孫一郎　与兵衛　彦三　八兵衛　庄三郎　宗十郎　カイハシラ　五郎助　丑ノ正月十二日

『慶安二年　北村心経会　箕倉　西右近　清三郎　清六　久三郎　理兵衛　甚蔵　孫一郎　与兵衛　彦三　八兵衛　庄三郎　宗十郎　粥柱　五郎助　丑ノ正月十二日』


慶安三年　北村志んきよゑ　ミノクラ　西右近　清三郎　清六　久三郎　里兵衛　甚蔵　孫一郎　与兵衛　庄三郎　八兵衛　小左衛門　忠介　カ井ハシラ　彦宗　寅ノ正月十二日

『慶安三年　北村心経会　箕倉　西右近　清三郎　清六　久三郎　里兵衛　甚蔵　孫一郎　与兵衛　庄三郎　八兵衛　小左衛門　忠介　粥柱　彦宗　寅ノ正月十二日』


慶安四年　北村志んきよゑ　ミノクラ　喜兵衛　清三郎　清六　久三郎　里兵衛　甚蔵　孫一郎　与兵衛　庄三郎　小左衛門　忠介　彦宗　七兵衛　庄二郎　カイハシラ　 八兵衛　夘ノ正月十二日

『慶安四年　北村心経会　箕倉　喜兵衛　清三郎　清六　久三郎　里兵衛　甚蔵　孫一郎　与兵衛　庄三郎　小左衛門　忠介　彦宗　七兵衛　庄二郎　粥柱　八兵衛　卯ノ 正月十二日』


慶安五年　北村志んきよゑ事　ミノクラ　喜兵衛　清三郎　里兵衛　六左衛門　久三郎　甚蔵　孫一郎　与兵衛　庄三郎　小左衛門　八兵衛　彦宗　七兵衛　庄二郎　 カイハシラ　忠介　辰ノ正月十二日

『慶安五年　北村心経会事　箕倉　喜兵衛　清三郎　里兵衛　六左衛門　久三郎　甚蔵　孫一郎　与兵衛　庄三郎　小左衛門　八兵衛　彦宗　七兵衛　庄二郎　粥柱　 忠介　辰ノ正月十二日』



正言講読解（寛永10年〜寛永22年・1633年〜1645年）

キタムラサシチヤウノコト　ミノクラトノ　サクヒヤウヘ　キタウコ　マコスケ　キタエモン　才二郎　ニシウコ　ヨ五郎　キヤウフ　ヨ一郎　ヨ八郎　 セ井六　タツミキクマツ　カ井ハシラ　クワエ十年

『北村座次帳之事　箕倉殿　作兵衛　北右近　孫助　北衛門　才二郎　西右近　与五郎　形部　与一郎　与八郎　清六　辰巳菊松粥柱　寛永十年』　

ちわら北村シンキヤウヤノサシチヤウ　ミノクラトノ　才二郎　キヤウフ　マコ助　タツミエモン　ヨ五郎　 ヨ八郎　チンサウ　北エモン　ソウ十郎　西ウコ　 セイ六　ヨ一郎　キタセ井三郎　カ井ハシラ　寛永拾壱年　キノエ井ヌ正月十二日

『茅原北村心経会之座次帳　箕倉殿　才二郎　形部　孫助　辰巳衛門　与五郎　与八郎　甚蔵　北衛門　宗十郎　西右近　清六　与一郎　北清三郎　粥柱　寛永拾壱年　 甲戌正月十二日』
（ここに茅原が北村と記されている）


ミノクラ　才二郎　エモン　マコ助　キタウコ　ヨ五郎　ヨ八郎　ソウ十郎　ヨヒヨエ　ヨ一郎　シヨ三郎　セ井六　 ニシウコ　カ井ハシラ　子ノ正月　チンソ

『箕倉　才二郎　衛門　孫助　北右近　与五郎　与八郎　宗十郎　与兵衛　与一郎　庄三郎　清六　西右近　粥柱甚蔵　子之正月』
（寛永十二年の記入漏れ）


寛永十二年正月十二日　北村さしつきやう　ミノクラ　才二郎　衛門　ヨ五郎　北ウコ　・十郎　孫一郎　与一郎　 与兵衛　清六　孫三郎　孫助　カ井ハシラ　・小・

『寛永十二年正月十二日　北村座次帳　箕倉　才二郎　衛門　与五郎　北右近　宗十郎　孫一郎　与一郎　与兵衛　清六　孫三郎　孫助　粥柱―――』
（寛永十三年の間違いか？）


クワエン四年正月十二日　キタムラシキヨエコト　ミノクラトノ　キタウコ　ヨ一郎　ヨ八郎　セ井六　ソウ十郎　 マコスケ　才二郎　理兵衛　与五郎　西右近　与兵衛　 甚蔵　孫三郎　かいはしら　孫一郎

『寛永四年正月十二日　北村心経会之事　箕倉殿　北右近　与一郎　与八郎　清六　宗十郎　孫助　才二郎　理兵衛　与五郎　西右近　与兵衛　甚蔵　孫三郎　粥柱　 孫一郎』（寛永十四年の誤記）


寛永拾五年正月十二日　キタムラシンキヨエノコト　ミノクラトノ　宗十郎　北右近　孫助　西ウコ　与五郎　与一郎　才二郎　孫一郎　与兵衛　清六　理兵衛　甚蔵　 かいはしら　孫三郎

『寛永十五年正月十二日　北村心経会之事　箕倉殿　宗十郎　北右近　孫助　西右近　与五郎　与一郎　才二郎　孫一郎　与兵衛　清六　理兵衛　甚蔵　粥柱　孫三郎』


クワンエ井十六年正月十二日　キタムラシンキヤウエノコト　ミノクラ　ソ十郎　キタウコ　マコ助　ニシウコ　ヨ五郎　ヨ一郎　才二郎　マコ一郎　チンサウ　セ井六　 シヤウ三郎　ヨヒヤウエ　カ井ハシラ　タツミ　九ロヒヤウエ

『寛永十六年正月十二日　北村心経会之事　箕倉　宗十郎　北右近　孫助　西右近　与五郎　与一郎　才二郎　孫一郎　甚蔵　清六　庄三郎　与兵衛　粥柱　辰巳九郎兵衛』


クワンエ井十七年正月十二日　キタムラシンヤウエノコト　ミノクラ　リ助　ニシウコ　才二郎　リヒヤウエ　ヨ五郎　セ井六　一助　チンサウ　マコ一郎　ヨヒヤウエ　 シヤウ三郎　ソ十郎　カ井ハシラ　キタ　セ井三郎

『寛永十七年正月十二日　北村心経会之事　箕倉　理助　西右近　才二郎　理兵衛　与五郎　清六　一助　甚蔵　孫一郎　与兵衛　庄三郎　宗十郎　粥柱　北清三郎』


クワンエ井十八年正月十二日　キタムラシンキヤウエノコト　ミノクラトノ　マコ助　キタウコ　才二郎　ニシウコ　ヨ五郎　リヒヤウエ　一助　チンサウ　六サウ　 マコ一郎　シヤウ三郎　ヨヒヤウヘ ソ十郎　カ井ハシラ　セ井六

『寛永十八年正月十二日　北村心経会之事　箕倉殿　孫助　北右近　才二郎　西右近　与五郎　理兵衛　一助　甚蔵　六蔵　孫一郎　庄三郎　与兵衛　宗十郎　粥柱　清六』


寛永拾九年正月十二日　北村志んきやウヤの事　ミノクラ　孫助　北ウコ　与五郎　西ウコ　宗十郎　リ兵衛　市助　孫一郎　才二郎　孫三郎　六蔵　清六　孫九郎　 甚蔵　甚七　カ井ハシラ　与八郎

『寛永十九年正月十二日　北村心経会之事　箕倉　孫助　北右近　与五郎　西右近　宗十郎　理兵衛　市助　孫一郎　才二郎　孫三郎　六蔵　清六　孫九郎　甚蔵　甚七　 粥柱　与八郎』


寛永弐拾年　正月十二日　北村シキヤノコト　カ井ハシラ　孫一良　理兵衛　ニノクラ　北右近　西右近　与八良　清六　甚蔵　与兵衛　庄三郎　 作兵衛　六蔵　甚七　 与五良　理助　市助　才二良　孫九良　

『寛永二十年　正月十二日　北村心経会之事　粥柱　孫一良　理兵衛　箕倉　北右近　西右近　与八良　清六　甚蔵　与兵衛　庄三郎　 作兵衛　六蔵　甚七　与五良　 理助　市助　才二良　孫九良』
（18名と慶長15年の倍に増加。寛永飢饉の影響か。3月に田畑永代売買禁止令が出る）


寛永弐拾壱年　正月十二日　北村シンキヤウノコト　ミノクラ　西右近　北右近　庄三郎　理兵衛　与兵衛　清六　孫一郎　与八郎　市助　カ井ハシラ　甚蔵　

『寛永二十一年　正月十二日　北村心経会之事　箕倉　西右近　北右近　庄三郎　理兵衛　与兵衛　清六　孫一郎　与八郎　市助　粥柱　甚蔵』
（前年の18名から11名に急減）


寛永弐拾弐年　吉蔵　理兵衛　北右近　与八良　清六　甚蔵　与兵衛　孫一良　孫三良　市助　 カ井ハシラ　西喜兵衛　トリ正月十二日

『寛永二十二年　吉蔵　理兵衛　北右近　与八良　清六　甚蔵　与兵衛　孫一良　孫三良　市助　 粥柱　西喜兵衛　酉正月十二日』
（寛永21年12月16日から正保元年。それ故寛永22年は無い。正保元年が2週間ほどで、ここに記された寛永22年は正保2年になる）


心経会田

　ここで少し寄り道。「心経会田」については以前触れたが、もう少し詳しく考察してみよう。大神神社は江戸時代に入っても、年貢免除の特権を与えられた土地（境内）が あった。（境内の中の田畑は免税・検地記録無しということ）
　明治初期の「旧高旧領取調帳」によれば、大小問わず神社仏閣の境内は免税地になっている。これは、神社の行事（祭祀・お祭）を行う場として許されたからだろう。何故こんな ことを書くかというと文禄検地帳によると、百姓は屋敷内にあった5坪程の畑でも検地されていたからである。
　また神仏習合（大神神社には神宮寺として大御輪寺（若宮社）があった）の時代とはいえ、仏教色（キリスト教弾圧による転宗などで）が強かった江戸時代において、 心経会は行 事として重要であり、今で言えば必要経費捻出の為の心経会田は確保されていたと思われる。（2014年の「正言講巻子本を読む」細川氏所蔵の「心経会目録」 天正16年参照）
　茅原村は大神神社御神体三輪山の直下麓にあるので、心経会田を持って心経会ができる環境にあった。実際、茅原正言講にも心経会田があり、少なくとも敗戦後の農地改革まで は、そこからの収穫で講を営んでいた。
　ところで御神体三輪山を境内と考えれば開墾された土地（心経会田）は免税地となる。慶長15年心経会の立ち上げ時に「与七」だけが、土地を持たずに講員に入っていた理由 が、此処にあったと考えられる。心経会田を耕作し、心経会後に御供のお下がりを手にして、生きる糧の一部としていたのかもしれない。
　この「心経会田」が明治の廃仏毀釈以降「正言講田」として受け継がれたのだが、行事としての心経会がなくなったため、神事の「お渡り」（春祭り）に参加するだけになり、 心経 会田からの収入は、もっぱら直会の為に使われるようになった。それ故に、講員は最大25名に膨れ、座敷に入りきれなくなり、また次第に減っていくことになる。　　


正言講読解（元和9年〜寛永9年・1623年〜1632年）

新行エノ事　吉蔵　刑部　タツミ衛門　北衛門　右近　ヨ八郎　才二郎　 清六　九右衛 門　善六　与五郎　カ井ハシラ　才一郎　元和九年正月十二日

『心経会之事　吉蔵　形部　辰巳衛門　北衛門　右近　与八郎　才二郎　清六　九右衛門　善六　与五郎　粥柱　才一郎　元和九年正月十二日』
（「新行」という言葉は、これ以降いろいろに書き記されている。口伝てによる為だろうと思われる。実際、名前も例えば「次郎」が「二郎」であったりする。 「吉蔵」は箕倉殿 と考えられる）


キタムラシキヤウヘノコト　ミノクラトノ　キヤウフトノ　ヒカシエモン　ウコ　キタエモン　ヨ八郎　才一郎　サクヒヤウヘ　マコ九郎　才二郎　ヨ五郎　カ井ハシラ　セ井 六　元和十年　キノエ子　正月十二日

『北村心経会之事　箕倉殿　形部殿　東衛門　右近　北衛門　与八郎　才一郎　作兵衛　孫九郎　才二郎　与五郎　粥柱　清六　元和十年　甲子正月十二日』


北村シキヤウエノ事　ミノクラトノ　キヤウフ　タツミエモン　キタウコ　ヨ八郎　才一郎　セイ六　作兵衛　ヨ五郎　孫助　マコ九郎　才二郎　カ井ハシラ　キタエモン　寛永弐 年正月十二日

『北村心経会之事　箕倉殿　形部　辰巳衛門　北右近　与八郎　才一郎　清六作兵衛　与五郎　孫助　孫九郎　才二郎　粥柱　北衛門　寛永弐年正月十二日』


ミノクラトノ　キヤウフ　タツミエもん　キタ衛門　右コ　ひこ三郎　才一良　作兵衛　孫助　才二郎　孫九郎　与五郎　カ井ハシラ　与八良　寛永三年　正月十二日

『箕倉殿　形部　辰巳衛門　北衛門　右近　彦三郎　才一郎　作兵衛　孫助　才二郎　孫九郎　与五郎　粥柱　与八郎　寛永三年　正月十二日』


ウノトシ　北村サシチヤウノ事　ミノクラトノ　キヤウフ　キタエモン　ウコ　セイ六　才一郎　ヨ八郎　マコ助　才二郎　マコ九郎　ヨ五郎　サクヒヤウヘ　カ井ハシラ　タツミ キクマツ　寛永四年　ウノトシ　拾三人　正月十二日

『卯年　北村座次帳之事　箕倉殿　形部　北衛門　右近　清六　才一郎　与八郎　孫助　才二郎　孫九郎　与五郎　作兵衛　粥柱　辰巳菊松　寛永四年　卯年　十三人　正月十二日』


北村サシチヤウノ事　ミノクラトノ　キヤウフ　キタエモン　タツミエモン　セイ六　才一郎　ヨ八郎　作兵衛　マコ助　ヨ五郎　才二郎　マコ九郎　西ウコ　カ井ハシラ　キ タ――　寛永五年正月十二日　ツチノエタツノ

『北村座次帳之事　箕倉殿　形部　北衛門　辰巳衛門　清六　才一郎　与八郎　　作兵衛　孫助　与五郎　才二郎　孫九郎　西右近　粥柱　北――　寛永五年　戊辰　正月十二日』


北村サシチヤウノ事　ミノクラ　キヤウフ　キタエモン　タツミエモン　――　ヨ八郎　作兵衛　マコ助　ヨ五郎　才二郎　マ コ九郎　右近　カ井ハシラ　ツチノトノミ　正月十 二日　寛永六年　ニシ右近

『北村座次帳之事　箕倉　形部　北衛門　辰巳衛門　――　与八郎　作兵衛　孫助　与五郎　才二郎　孫九郎　右近　粥柱　己巳　正月十二日　寛永六年　西右近』

キタ村サシチヤウ　ミノクラトノ　サクヒヤウヘ　タツミエモン　マコ助　キタ ウコ　才二郎　キタエモン　マコ九郎　西ウコ　ヨ十郎　ヨ八郎　ヨ一郎　キヤウフ　カ井ハシラ　寛永七年

『北村座次帳　箕倉殿　作兵衛　辰巳衛門　孫助　北右近　才二郎　北衛門　孫九郎　西右近　与十郎　与八郎　与一郎　形部　粥柱　寛永七年』


キタムラサシチヤウ　ミノクラトノ　サクヒヤウヘ　タツミエモン　マコスケキタウコ　才二郎　キタエモン　マコ九郎　ニ シウコ　ヨ五郎　ヨ八郎　ヨ一郎　キヤウフ　シヤウ 三郎カ井ハシラ　クワエン八年

『北村座次帳　箕倉殿　作兵衛　辰巳衛門　孫助　北右近　才二郎　北衛門　孫九郎　西右近　与五郎　与八郎　与一郎　形部　庄三郎粥柱　寛永八年』


キタムラサシチヤウノコト　ミノクラトノ　サクヒヤウヘ　タツミエモン　マコスケ　キタウコ　才二郎　キタエモン　マコ九郎　ニシウコ　ヨ五郎　カ井ハシラ　ヨ八郎　 ヨ一郎　キ ヤウフ　セ井六　クワエン九年

『北村座次帳之事　箕倉殿　作兵衛　辰巳衛門　孫助　北右近　才二郎　北衛門　孫九郎　西右近　与五郎　粥柱与八郎　与一郎　形部　清六　寛永九年』



正言講読解（元和6年〜8年・1620年〜1622年）

元和六年　キタムラシンキヤウエノコト　ミノクラトノ　タツミエモントノ　ヨ市郎　キタエモン　ヨ八郎　セン四郎　九衛門　才二郎　ヨ五郎　マコミエモン　ミナミカ井 ハシラ　ウコ　正月十二日

『元和六年　北村心経会之事　箕倉殿　辰巳衛門殿　与市郎　北衛門　 与八郎　善四郎　九衛門　才二郎　与五郎　マコミ衛門　南粥柱　右近』
（マコミエモン[孫三右衛門？]の漢字表記は不明）


元和七年ノハ　ソラ井トナミ　正月十二日

『元和七年　ノハ　空営み　正月十二日』
（何らかの理由で心経会が中止されている。この年の12月織田有楽斎死去）


元和八年　正月十二日　北村シンキヤウエノコト　ウコ　キタエモン　タツミエモン　ミノクラ　――　サ 一郎　――　ヨ八郎　ヨ五郎　セン六　九エモン　――　マコ 九郎　才二郎　カ井ハシラ　キヤウフ

『元和八年　正月十二日　北村心経会之事　　右近　北衛門　辰巳衛 門　箕倉　才一郎　与八郎　与五郎　善六　九衛門　孫九郎　才二郎　粥柱　形部』



正言講読解（元和3年〜5年・1617年〜1619年）

慶長18年から元和2年まで4年間は営まれていない。
（1614年大阪冬の陣　1615年大阪夏の陣があり、その影響かと思われる。当時茅原村は織田有楽斎の領地）
（織田尚長：元和元年（1615年）8月12日柳本織田藩主就任　茅原村が柳本藩になる)

キタムラシンキヤウエノコト　ミノクラトノ　ヨ八郎　キヤウフトノ　セン四郎　ヨ一郎　ヨ五郎　右衛門　 マコ九郎　ウコ　才二郎　 カ井ハシラ　キタノ　エモン　元和三年　ヒノトノ　ミノトシ　正月十二日

『北村心経会之事　箕倉殿　与八郎　形部殿　善四郎　与一郎　与五郎　右衛門　孫九郎　右近　才二郎　粥柱　北ノ衛門　 元和三年　丁ノ巳ノ年　正月十二日』
（明治8年までは正月十二日に営まれ、同明治8年「正言講」に名称が変更になってからは、4月11日に営まれるようになる。尚、旧暦明治5年12月2日の 翌日12月3日が、新暦明治6年（1873年）1月1日となる）


キタムラシンキヤウエノコト　ミノクラトノ　クエモン　キヤウフトノ　マコ九郎　ヨ一郎　ヨ五郎　エモン　セン四郎　ウコ　才二郎　カ井ハシラ　ヨ八郎　元和四年　ツチ ノエムマ　正月十二日

『北村心経会之事　箕倉殿　九衛門　形部殿　孫九郎　与一郎　与五郎　衛門　善四郎　右近　才二郎　粥柱　与八郎　元和四年　戊午　正月十二日』


キタムラシンキヤウエノコト　ミノクラトノ　ヨ市郎　キタ○エモン　ウコ　セン四郎　○ヨ八郎　クエモン　ヨ五郎　マコ九郎　才二郎　カ井ハシラ　ヒカシノエモン　元 和五年　ヒツシトシ　正月十二日

『北村心経会之事　箕倉殿　与市郎　北○衛門　右近　善四郎　○与八郎　九衛門　与五郎　孫九郎　才二郎　粥柱　 東ノ衛門　元和五年　未年　 正月十二日』（○印の意味は不明）



正言講読解（慶長15年〜17年・1610年〜1612年）

キタムラシンキヤウエノコト　ミノクラトノ　ヒカシキヤウフ　キタエモン　ウコ　ヨ一郎　セン四郎　ヨ七　才二郎　カ井ハシラ　ヨ八郎　キタムラヲノヲノ　 キヤウチヨ十五子ン　カ ノトノ井ヌ　正月十一日

『北村心経会之事　箕倉殿　東形部　 北衛門　 右近　与一郎　善四郎　与七　才二郎　粥柱　与八郎　北村各々　慶長十五年　 辛（庚）戌　正 月十一日』
（網掛けの部分については、以前に説明してある・乞参照）

キタムラシンキヤウエノコト　ミノクラトノ　キタエモン　ウコ　ヨ一郎　セン四郎　ヨ七　ヨ八郎　才二郎　カ井ハシラ　ヒカシキヤウフ　キタムラヲノヲノ　キヨチヨ十 六子ン　カノトノイ　正月十日

『北村心経会之事　箕倉殿　北衛門　右近　与一郎　善四郎　与七　与八郎　才二郎　粥柱　東形部　北村各々　慶長十六年　辛亥　正月十日』

キヤウフ　キタエモン　与八郎　セン四郎　才二郎　与七　ヨ一郎　ミノクラトノ　ミナミウコ　カ井ハシラ　慶長拾六年　 ミツノ エ子ノトシ　正月十二日

『形部　北衛門　与八郎　善四郎　才二郎　与七　与一郎　箕倉殿　南右近　粥柱　慶長十六年　壬子之年　正月十二日』
（拾六年は十七年の誤り）



正言講巻子本を読む

　茅原正言講（しょうごんこう）には、少なくとも、４百年前から書き継がれてきた宮座文書（1610〜）がある。そして現在の行事については、「2001年・2009年」に詳しく 書いた。また「心経会」から「祈年祭」・「正言講」へと変遷していった過程や「多聞院日記」から茅原村の存亡の危機を探った。（2011年「おはた」「多聞院日記」）
　荒廃した茅原村が織田信長の抑圧から30年後、漸く「心経会」を立ち上げるまでになったのである。

　上記、現存宮座文書の最初（1610年）は、以下のように読まれていた。
　『キタムラシンキヤウエノコト　ミノクラトノ　ﾋｶｼキヤウ一郎　ｷﾀエモン　ウマ　ヨ一郎　セン四郎　ヨ七　才二郎　カヰハシラヨ八郎　キタムラヲノヲノ　キヤウチヨ十五子 ンカノトノヰヌ　正月十一日』（郎は略字・子ンは年・昭和４８年龍谷大学教授・池田源太氏読解による（カノトはカノエの誤りか？））

　当時、馬場村が「ミワノナカムラ」と呼ばれていたので、馬場村の北方に接する茅原村は「キタムラ」となる。シンキヤウエとは「心経会」のことで、神仏習合の時代、神社で 般若心経を読誦していたのであろう。ミノクラトノだけが苗字で書かれているが、大神神社の５社家の１であったからだろう。あとの８人は百姓で名前のみ。キヤウチヨは 「慶長」で、旧暦正月十一日にこの心経会が営まれたのである。

旧三輪叢書巻之八茅原村検地帳（写）−大神神社所蔵−2010･5･11撮影

　文禄四年（1595）九月　小堀新助（京都の有名社寺作庭で有名な小堀遠州の父）の命によってつくられた茅原村検地帳の写し（本帳は不明「2010年検地帳」参照）である。

　茅原正言講の1610年より15年前の、この検地帳によれば、池田源太氏解読の「ウマ」は「うこ」だろう。さらに「うこ」は「右近」（1643年に判明）であった。また「キヤウ一郎」 ではなく「形部（濁点をつけないことが多い時代背景から）」、「セン四郎」も「善四郎」だったのである。
　実際、この検地帳には「ウマ」も「キヤウ一郎」「セン四郎」も存在しない。尤も、読みのままで存在するのは「才二郎」「與八郎」「祢きの　與一郎」の３名だけなのだが。 「ヱモン」は「衛門二郎・左衛門三・左衛門・左衛門二郎」の何れかだろう。この検地帳（写）に記名されていないのは「ヨ七・ミノクラトノ」の２名である。
　ちなみに６名の　　　反合計・石高合計・田畑枚数を記してみよう。 キヤウフ「形部」　　19.7反　　26.5石　　28枚　 　セン四郎「善四郎」　13.5反　　17.2石　　22枚 　 ウコ「うこ」　　　　2.6反　　　3.97石　　6枚 　ヨ八郎「與八郎」　　1.5反　　　1.95石　　1枚 　才二郎「才二郎」　　1.1反　　　1.76石　　1枚 　ヨ一郎「與一郎」　　 0.9反　　　1.44石　　1枚 検地帳からの詳しい探究は「2010年」に述べた。

　これから、上記茅原検地帳(写)の読みに従い、年をおって読んでいきたい。但し、プライバシーのことも考慮に入れなければならないので、明治８年苗字が復活するまでとしたい。

　まず、心経会の時に用意したものと次第が、以下に記されている。

　上記の読みについては「2012年」に表した。間違いがあると思うが、素人なのでお許し願いたい。
　昨年亡くなられた、先祖は西暦900年から馬場村在住で、代々大神神社権宮司職にあった故越義則氏によれば、この文章は講（心経会）の立ち上げの時に、 書かれたものに違いないと仰っておられたのを懐かしく思い出す。
　勿論ここに記されている二行目「コセトノ」こそ、越氏である。

　ただ確証はないが、細川氏（代々大神神社に奉仕しておられた）が所持されている、現在でいう神社職員による心経会目録（1588年〜1940年）によれば、「心経田」なる 心経会のために用意された田が存在しているので、毎年この目録のお供えが用意されていたと考えるのが普通かもしれない。

　天正16年（1588年）の横にはっきりと心経会田1反・1反と記されている。小さく書かれてあるのは、場所を示す小字名だと思われる。